国際協同組合年「協同のこころを未来へつないで」

2025年の国際協同組合年も、あとひと月となりました。この一年、生協をはじめ世界の協同組合が歩んできた歴史や理念を振り返る中で、「協同の価値」は私たちのくらしの中に息づいているということをあらためて感じます。

産直活動を通じて生産者と消費者がつながること、組合員同士が子育てや防災で支え合うこと、環境にやさしい商品を選ぶこと――それぞれが日常の中の協同のカタチです。生協は、そうした “つながり”を育み、地域に広げていく場でもあります。

「一人ではできないことも、みんなでならできる」。協同の精神と「人」を中心に据え、組合員一人ひとりが対等に意思決定に関わり、活動や事業を通じて共通のニーズを実現する組織。それが協同組合です。国際協同組合年の締めくくりに、身近なくらしの中で“協同のこころ”を確かめ、地域の未来のために、ともに歩んでいきましょう。