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2019年06月05日

筑後区域委員会主催「原発に頼らない低炭素社会の実現に向けて」の学習会を開催しました

筑後区域委員会 最所 真理


5月28日、筑後市「長浜公民館」にて、「原発に頼らない低炭素社会の実現へ向けて」の学習会を区域委員含め16人で開催しました。


今後進む温暖化に対する対策を何もせずにいると、2100年には平均気温が最大4.8℃上昇が考えられる(IPCC第5次評価報告書より)ことを受け、被害を最小限にとどめるために世界全体で温室効果ガス排出量を実質ゼロにするべくパリ協定が締結されましたことを学びました。


エフコープは、基本理念[ともに生き、ともにつくる、くらしと地域]をもとに、2012年「原発に対する考え方」を作成し、 原発に頼らない低炭素社会の実現に向けて、(1)減らす(2)創る(3)選ぶとりくみを進めていることを学びました。


「減らす」とりくみでは、CO2削減では、節電やエコドライブ、使い捨てプラスチックの使用量削減、カタログおよび牛乳パック等のリサイクル、コープの森づくり等の活動とりくみがあると知りました。「創る」とりくみでは、再生可能エネルギーを折尾店で太陽光発電稼働 、鞍手竜徳高校屋根貸太陽光発電稼働、コープ電力(株)設立、筑豊支所では太陽光発電の自家消費、糸島での小水力発電稼働・・・で創っていることを説明いただきました。「選ぶ」とりくみでは、 2016年に電力小売自由化を受け、2018年度10月より「コープでんき」を取り扱うことで電気を選べるようになったことを学びました。


電力小売自由化では、同じ送電網を使うため、今までと同じように定期点検もあるから安心だということ。少しの手続きで、好きな会社を選べるようになるのが最大の魅力です。ただ、全国的に見て、九州は新電力への切り替え率が8.5%と進んでおらず、まだまだ周知されていない現状です。私自身も電気を選ぶことで、電気そのものを切り替えるようなイメージを持っていましたが、今日の説明を聞き「お金の流れを切り替えるとりくみ」だということを知りました。「コープでんき」を選ぶことで、再生可能エネルギーの産地をもりあげる・消費者の望むエネルギー利用のあり方を社会に示すことにつながることなのだと学びました。


最後に、 勉強会と合わせて、『リフレッシュ』がリニューアルしたこともあり、『リフレッシュ』と『リフレッシュゼロ』の飲み比べをしました。カロリーゼロなのに、思った以上に甘味があり、驚きました。




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