【核をめぐる平和学習会「核兵器のない世界に向けて～まずは知ることからはじめよう～」を開催しました。】

2月17日、長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)特任研究員の林田光弘さんを講師に迎え、オンラインとホスト会場博多バスターミナル大ホールで開催し、40名の参加がありました。 講師の林田さんは、「高校生平和大使」としてジュネーブ国連欧州本部訪問やニューヨーク国連本部で開催のNPT再検討会議への参加など１０代より核兵器廃絶に向けて積極的に取り組まれてきています。 未だに１万発を超える核兵器が存在すること、そしてロシアによるウクライナ侵攻による核戦争の可能性が再び現実のものになっていくことの脅威など、核兵器をめぐる世界情勢を交えて、とてもわかりやすくお話していただきました。 また、たくさんの被爆者の方たちによりそいながら、そして、お一人お一人の言動からますます「核の絶対悪」との強い思いで、被爆実相の発信に一生懸命取り組まれている姿に、私たちも「自分事」として核兵器廃絶に向けて声を出していかなくてはと思いました。 講演終了後にも、数人の参加者が講師を囲みいろいろと質問などされていたことが印象的でした。 最後に、私たちのできることとして「核兵器の問題を政治問題化すること」「核兵器の非人道性を学び・発信すること」を周りに伝え行きましょう。

＜参加者の声＞・知識不足で不安もありましたが、分かりやすいお話でした。まだ勉強不足なので、今後も続けて知る機会を作っていきます。

・聞いてるうちに、絶望的になりましたが、タイトル通り｢知ることから始めよう｣と改めて思いました。 今の世の中は、大多数の社会情勢に無関心な人が作り出してしまったものなので、先ずは身近な人に今日のお話を自分の言葉で伝えたいと思います。

・資料をもとにご自身の経験もお話ししていただき、NPTの仕組みについても理解をすることができました。

・被爆者の方の被爆前のお話しを聞くことは、今まで考えていませんでした。被爆前の写真を集めるという発想も新鮮でした。