生協とは
安心して毎日を送ること。それは、私たちすべての人の願いです。その願いを協同の力によって叶えようとする場所。それが生活協同組合です。
生協では、一人ひとりの生活者(組合員)は、利用者であり、出資者であり、運営者として、互いに暮らしを支え合っています。
出資・利用・運営とは
■みんなで出資
生協は、組合員が出し合った出資金(1 口1,000円以上) によって、運営されています。
→ 出資金について詳しくはこちら(Q&Aへ)
■みんなで利用
考えた消費行動は、社会を変えていく大きな力となります。正しい情報を共有し、みんなで利用をすすめます。
■みんなで運営
生協は、組合員の総代会や区域委員会への参加、意見・要望の発信などによって運営される組織です。

<生協と株式会社の違い>
| 株式会社 | 生協 | |
|---|---|---|
| 出資する人 | 株主(人に限らず、法人も可) | 組合員(人に限定) |
| 出資者の主たる目的 | 配当金、株の値上がり | 事業の利用 より良い暮らし、より良い社会の実現 |
| 組織面での特徴 | 利用者と出資者は同一でない (資本の結合体) |
利用者と出資者は同一 (人の結合体) |
| 運営面での特徴 | 一株一票の議決権 株主は、日常運営に通常参加しない |
一人一票の議決権 組合員参加による民主的運営 |
| 財務面での特徴 | 利潤の配当に制限がない 利用者への配当は特にない |
出資配当に制限あり 剰余金の利用高配当を行う場合がある |
生協の起源
世界最初の生協は、19世紀にイギリスで生まれました。
世界に先駆けて産業革命が起こったイギリスでは、生産力が飛躍的にアップする一方で、工場で働く人たちは、長時間労働、低賃金、失業の不安など、厳しい生活を強いられていました。
そんな中、労働者たちは、協同することで苦しい暮らしを変えていこうと、協同組合を各地で設立しました。しかしながら、その多くは、設立後に経営に行き詰ったといわれています。最初に経営を成功させたのは、1844年、イギリスの工業都市マンチェスターにある小さな町に設立された「ロッチデール公正開拓者組合」。彼らは、イギリスの社会思想家ロバート・オウエンが掲げた「人々が助け合う新しい協同の社会の創出」をめざし、その第一歩として、ごまかしのない商品を適正な価格で購入するため、自分たちのお店をオープンし、その後も着実に夢を実現していきました。彼らは、以下の事を原則として運営を行い、成功をおさめたといわれています。
- 民主主義の原則
- 開かれた組合員制
- 出資に対する利子の制限
- 市価販売
- 利用高に比例した割戻し
- 現金取引
- 純良で混ぜものをしない商品の販売
- 教育の重視
- 政治的・宗教的中立
これらの原則は、「ロッヂデール原則」と呼ばれ、ヨーロッパ全域に広がり、やがては世界各地に協同組合を誕生させる大きな力となりました。
国際協同組合年(International Year of Co-operatives)の取り組みについて

国際協同組合年は、世界の抱える貧困、金融・経済危機、食糧危機、気候変動などをはじめとする現代社会の重要課題の解決に向けて、協同組合が大きな役割を果たすことを期待して、2009年12月の国連総会で宣言されたものです。国連は、各国政府、協同組合関係組織等に対して、この国際協同組合年を契機に協同組合運動を推進し「社会経済開発に対する貢献」に関する認知度を高める取り組みを行うよう呼びかけています。








