Supreme (SCAP) Head Quarters, llied Powers称を国民学校と改め、内容も時代に即応した初等教育が行われた。軍国主義的色彩が強く、児童は小国民とよばれた。古年次兵。二年以上隊にいる兵士。通常は一般の国民として生活し、招集がかかると戦場に向かうことになる人のこと。満二〇歳から四〇歳(昭和十八年からは満四五歳)までのすべての男性は兵役の義務を負っていた。「在郷軍人会」として、各地域での防火訓練や竹槍訓練などの指導も行った。日本占領の任務を担当した連合国軍最高司令官総司令部(General 略称。日本政府や各機関に対して絶対権限を持ち、昭和二六(一九五一)年締結の対日講和条約(サンフランシスコ条約)が発効される昭和二七年四月二八日まで占領政策を遂行した。最高司令官ッカーサー(昭和二六年四月解任、後任はマシュー・リッジウェイ)。一般の兵役義務年齢の二〇歳より以前に希望して軍隊に入ること。陸軍の幹部候補生は、旧制中学校卒業と同時に、本人が望めば十七歳で軍隊に入ることがCommander A)のはダグラス・マできた。少年戦車兵、少年通信兵、海軍の少年航空兵(予科練)、特別年少兵などは、十五歳以上(昭和十八年以後は十四歳)から入学することができた。「特別志願兵」は、戸籍法の適用を受けない帝国臣民(朝鮮、台湾)の男子。特別志願将校(特志将校)は、予備役・後備役の陸軍将校が志願して再度、現役将校に戻ること。小学校教員の養成を目的とする学校。高等小学校卒業後の男子六年間、女子は四年間。または中学卒業後の男子二年間、高等女学校卒業後の女子一年間。昭和二二(一九四七)年に廃止され、教員養成は学芸大学、教育大学などに移された。昭和十四(一九三九)年七月公布の国民徴用令により、国は国民に対して徴用命令で強制的に職場を転換させることができた。応じない者には国家総動員法により一年以下の懲役または千円以下の罰金が課せられた。徴用者に渡される命令書が白かったことから、徴兵の「赤紙」に対して「白紙召集」と呼ばれた。明治四二年の度量衡法で定められた日本の単位系。一里り=三六町=約四キロメートル一町ち=六〇間=三六〇尺=約一〇九メートルょう一間け=六尺=約一・八メートル一尺し=一〇寸=10/33メートル(三〇・〇三㎝)一斗と=一〇升 =約十八リットル一升し=一〇合=約一・八リットル一合ご=一〇勺し=約〇・一八リットル一貫か=一〇〇〇匁=三・七五キログラム一匁も= 三・七五グラム軍隊に入って戦争に行くこと。目標を焼き払うため焼夷剤(発火性の薬剤)を装填した爆弾や砲弾。米軍のM69油脂焼夷弾は日本の木造家屋を効率的に焼き払うために開発された。三八発のが、上空七〇〇m程度で分離し、一斉に地上へ降り注ぐと、それぞれの筒が数十mの火炎を吹き出し、あたりを焼きつくした。必要に応じて兵役の年齢に達した者を軍隊に呼び集めること。充員召集=部隊の要員を満たすために、在郷軍人を召集すること。陸軍は動員令、海軍は充員令、解除は復員令によって行われた。臨時召集=臨時に在郷軍人や帰休兵、予備役を召集すること。教育召集=陸軍が補充兵の教育のため一二〇日以内に召集して教育する制度。勤務演習召集(演習召集)=予備役と後備役ゃくょうゃくんめM69焼夷弾をまとめて内蔵した集束焼夷弾古(参)兵【こ(さん)へい】在郷軍人【ざいごうぐんじん】GHQ志願(兵)【しがん(へい)】師範学校【しはんがっこう】白紙召集【しらがみしょうしゅう】尺貫法【しゃっかんほう】出征【しゅっせい】焼夷弾【しょういだん】召集【しょうしゅう】 9 うんん
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