第30集 つたえてください あしたへ・・・・・・
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朗読シナリオ母はと私わの広ひま島原げく爆の記きく憶忘われられない恐おろしい記きく憶があります。このんそっぽくへいき日にん本は、戦せう争で核か兵器として、原げし子爆ばん弾を使つわれた世せい界でただ一ひつの国くです。忘われてはいけないその記きく憶を私わたちが引ひき継つぐことをやめたとき、んる人じい類は破はつ滅へと突つき進すむのではないでしょうか。んば原げく爆が落おとされたのは、私わが四歳さ十カ月げの時とでした。私わの被ひく爆体たん験のすべては、母はの話はを何など度一九四五年ね八月が六むか日広ひま島で・・・一九四五年ね八月が九こか日長なき崎で・・・たった二発はの原げし子爆ばん弾が何な万人もの運うい命を狂くわせました。かろうじて生いき残のった人ひと々も、目めに見みえない放ほ射能の恐きふ怖と向むき合あってきたのです。 一九四五年ね八月が六むか日広ひま島・・・伊いう藤靖やお夫さんの証しん言です。■広島被爆証言「母と私の被爆の記憶」 (証言集27集より)伊いう藤靖やお夫いけろしがさくだんまんにんんめとびくだたしろしたしうしゃのうょうょうげたしなしナレーション朗 読 者 朗 読 者 ②①すめすおんかとかにんつるこつんいとすいつきばはんんつんついすそおたしはろおんばしとす          72

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