第30集 つたえてください あしたへ・・・・・・
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朗読シナリオきのこ雲ぐ忘われられない恐おろしい記きく憶があります。このんそっぽくへいき日にん本は、戦せう争で核か兵器として、原げし子爆ばん弾を使つわれた世せい界でただ一ひつの国くです。忘われてはいけないその記きく憶を私わたちが引ひき継つぐことをやめたとき、んる人じい類は破はつ滅へと突つき進すむのではないでしょうか。このょうわ一九四五年ね八月が六むか日広ひま島で・・・一九四五年ね八月が九こか日長なき崎で・・・たった二発はの原げし子爆ばん弾が何な万人もの運うい命を狂くわせました。かろうじて生いき残のった人ひと々も、目めに見みえない放ほ射能の恐きふ怖と向むき合あってきたのです。 一九四五年ね八月が九こか日長なき崎・・・野のだ田和かし良さんの証しん言です。野のだ田さんは当とじ時十六歳さでした。一九四五(昭し 和二十)年ね、当とじ時、私わは長なき崎市しの浦うみ上に住すんでいました。■長崎被爆証言「きのこ雲」 (証言集3集より)野のだ田和かし良うしゃのうょうょうげがさらかろしがさくだんまんにんんめとびくだたしずよがさたしナレーション朗 読 者 朗 読 者 も②①つんんついそすおうんつんいうすめおすんかとかにつんるこよず            55

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