第30集 つたえてください あしたへ・・・・・・
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みなさんには「一日に一日にをしっかり考かえ、精せいっぱい生いきてください」と話はします。そして、国くと国くも仲なよ良くすれば、争あいもなくなるでしょう。みなさんも、お母かさんを大たつ切にしてほしいと伝つえています。この証しん言は二〇二三年ね、永なま間実みるさんが九二歳さの時とにお話はしされたものです。私わしもその一いん員となり、過かう労で倒たれたこともありましたが、歯はを食くいしばって働はきました。小し学校の平へわ和学が習で、生せと徒さんたちに体たん験談だを語かることがあります。食し糧不ぶく足の中な、子こどもを守まり生いき抜ぬかれたお母かさんたちです。ちい当とじ時の人ひたちはみんな同おじ状況、同おじ思おいでした。つく平へわ和で美うしい今いの長なき崎の街ま、日にん本の街まは、戦せご後を生いき抜ぬいた、そんな人ひたちの汗あと涙なの歴れし史の上うにあるのです。くしゅうょうがっこう自じん分の身かだ体を大だじ事にして、友とだちや家かく族と仲なよ良くしてほしい。戦せじ時中ちう、一番ば苦くう労したのはお母かさんたちだと思おいます。ょくりょうんそ戦せう争は何なも生うみ出だしません。あらゆるものを失うわせるだけの愚おかな行こい為です。んそ戦せう争は二度どと起おこしてはなりません。世せい界中じうのすべての人ひと々が、本ほう当に理りい解してくれる日ひが訪おれることを、私わは心こから願ねいます。ょうげじょうきょうがさんがらそいせんととびいけしなとずたらたしころみだ朗 読 者 朗 読 者 朗 読 者 ⑮⑭⑬ろんんゅもあのんがないきかゅかがにろうあたもかそあかににもらぶいぞかいいんたちちいなえなとうなもろたおんほちちいまとせき 52

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