第28集 つたえてください あしたへ・・・・・・
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朗読シナリオ世せい界に届とけ!広ひま島で被ひく爆した私わの声こたし忘われられない恐おろしい記きく憶があります。このんそっぽ日にん本は、戦せう争で核か兵器として、原げし子爆ばん弾を使つわれた世せい界でただ一ひつの国くです。忘われてはいけないその記きく憶を私わたちが引ひき継つぐことをやめた時と、んる人じい類は破はつ滅へと突つき進すむのではないでしょうか。ょうげんきょ三さう京育いよ代さんの証しん言です。三さう京さんは当とじ時八歳さでした。たしろし当とじ時、私わは広ひま島の横よわ川一丁ちめ目に住すんでいました。爆ばん心地ちから一・三キロのところです。一九四五年ね八月が六むか日広ひま島で・・・一九四五年ね八月が九こか日長なき崎で・・・たった二発はの原げし子爆ばん弾が何な万人もの運うい命を狂くわせました。かろうじて生いき残のった人ひと々も、目めに見みえない放ほ射能の恐きふ怖と向むき合あってきたのです。ろしがさくだんまんにんとびくへいきたしんきょこがょうんめうしゃのうょうくだくしんきょ三さう京育いよ代  ■広島被爆証言「世界に届け!広島で被爆した私の声」                             (証言集27集より)ナレーション朗 読 者 朗 読 者 35②①つんいそすおつんうくういすめおすきんかかとにんつるこくどかろしばえ

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