第28集 つたえてください あしたへ・・・・・・
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朗読シナリオ原げく爆悲かし、川かこ底に眠ねる被ひく爆者しの魂たましい忘われられない恐おろしい記きく憶があります。このんそっぽ日にん本は、戦せう争で核か兵器として、原げし子爆ばん弾を使つわれた世せい界でただ一ひつの国くです。忘われてはいけないその記きく憶を私わたちが引ひき継つぐことをやめた時と、んる人じい類は破はつ滅へと突つき進すむのではないでしょうか。私わしは今い、九五歳さですよ。生いき残のって真しつ実を語かる人にん間は私わしかいない。一九四五年ね八月が六むか日広ひま島で・・・一九四五年ね八月が九こか日長なき崎で・・・たった二発はの原げし子爆ばん弾が何な万人もの運うい命を狂くわせました。かろうじて生いき残のった人ひと々も、目めに見みえない放ほ射能の恐きふ怖と向むき合あってきたのです。一九四五年ね八月が六むか日広ひま島・・・小おわ川淳じじ二さんの証しん言です。小おわ川さんは当とじ時十九歳さでした。ろしがさくだんまんにんとびくへいきたしろし  ■広島被爆証言「原爆悲し」                                   (証言集26集より)小おわ川淳じじ二んめうしゃのうょうくだゅんょうげんじんげたしナレーション朗 読 者 朗 読 者 29②①つんいそすおつんこいまたたがいつんがういすめおすきんかかとにんつるこがゅんなばんわぞむばゃ

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