第27集 つたえてください あしたへ・・・・・・
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たしきゅうしゅ間まもなく、父ちは九う州大だく学病びん院に入にん院して亡なくなりました。それは九月がの事こでした。父ちが亡なくなった時と、ギラギラと脂あぎった青あい葉はの間あから、赤あい夾き竹桃の花はが咲さき乱みたしょうげ平へわ和な世よの中なになることを信しじ、犠ぎい牲になった多おくの人ひの思おいを、私わたちは決けして忘われてはならないと思おいます。んそ戦せう争を起おこすのも平へわ和を守まるのも私わたち人にん間です。らそんそ戦せう争や争あいがなく穏おやかな状じい態・・・んせいがょういゅういぶらょうちくとうょうたいだすもいも⑮⑭せんかいおともっ つりんいきなからならきちおかなだとよちつとくおんげたしょうちくとういだたしその後ご、私わたちは親しき戚の人ひを頼たって福ふか岡市しに来きました。れていました。それ以いい来、私わは赤あい夾き竹桃の花はが嫌きいです。この証しん言は二〇一三年ね、森も律りこ子さんが七四歳さの時とにお話はしされたものです。「平へわ和が好きです」つたえてください あしたへ・・・・・・朗 読 者 朗 読 者 ナレーション32

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