第27集 つたえてください あしたへ・・・・・・
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思おいを広ひく伝つえていくことが私わたちの役やり割だと思おいました。資し料館での、恐おろしくて直ち視できなかった光こい景でした。被ひく爆在ざと伺ういました。当とじ時赤あちゃんだった妹とさんとも、原げく爆の話はいという、三さう京さんの思おいが伝つわってきました。また、このをいただきました。初し対面の三さう京さんは、私わたちにとても穏おやかな口くう調でわかりやすく、一時じん間以いう上お話はをしてくださいました。また、質しん問にも丁てい寧にお応こえいただきました。お話はを聞ききながら、私わの脳のり裏に浮うかんだのは、これまで目めにしてきたニュース報ほう道や、ドキュメンタリーの原げく爆の映えう像。そして私わが小し学生の時と、修しく学旅りう行で訪おれた広ひま島平へわ和記きん念され、生いきてこられた三さう京さんが語かられるお話はは、淡たん々とではありましたが、私わは前まのめりになり、メモをする手てが止とまってしまう事こもありました。 今い、三さう京さんの妹とさんは七七歳さになられ、お姉ねさんもご健けんそんば原げく爆や戦せう争のような悲ひん惨な体たん験を次じ世せい代にさせてはならなんきょいけんしゃ初はめて、被ひく爆体た験者のお話はを聞きき、証し言集にまとめる役やり割ょたいめんちょつもたしなしうどたしょうがくせいりょうかんたしいもうんきょかがいけくわたしなしょうげんしゅうんきょたしじょなしいねうたか  うかいまいえんとえたす そばきいねとな か だも ばじたた いたろもももたやんらせづう さだばなず ゅうがょことずょくしんきょいもう(久保)くわんばいぞろしうけんたなしんばなし元げき気にすることができた戸とま山村むの方かた々への感かゃ謝がしっかりと伝つわりました。最さご後に言いわれた「この証し言集は、みんなに読よんでもらえるんばっそうつよをされてきたそうです。躊ちょ躇することなく、被ひく爆のことを話はし続つけてこられた姿しい勢に感かい銘しました。また当とじ時、体かと心こをのかしら?」に、原げく爆や戦せう争の実じう相をしっかり伝つえなければならないと思おいを一い層強くしました。二〇二二(令和四)年六月七日福岡市西区の愛宕浜公民館にて                                                            ゅうちんめたがょうげんしゅうんそっそよし豊とま島静しえ枝(福岡市)久くぼ保千ちげ景(福岡市)土どい内資もこ子(福岡市)ばや小こし林泰やし志(エフコープ)       (豊島)聞き手らだころんし22

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