第26集 つたえてください あしたへ・・・・・・
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ナレーション朗読シナリオ 父ちの背せか中ろしがさこのくだんまんにんとびんめくだたしうしゃのうょう ■長崎被爆証言「父の背中」 (証言集25集より)忘われられない恐おろしい記きく憶があります。そすおちなちつき すめおすきんきいへくかかとにつん んつるこつんい んそっぽ日にん本は、戦せう争で核か兵器として、原げし子爆ばん弾を使つわれた世せい界でただ一ひつの国くです。忘われてはいけないその記きく憶を私わたちが引ひき継つぐことをやめた時と、んる人じい類は破はつ滅へと突つき進すむのではないでしょうか。一九四五年ね八月が六むか日広ひま島で・・・一九四五年ね八月が九こか日長なき崎で・・・たった二発はの原げし子爆ばん弾が何な万人もの運うい命を狂くわせました。かろうじて生いき残のった人ひと々も、目めに見みえない放ほ射能の恐きふ怖と向むき合あってきたのです。内うの野辰たち吉65
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