第26集 つたえてください あしたへ・・・・・・
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朗 読 者 (先生)えおがえど⑭えちぼくのけずしかにちぼぼんねとかけらろつかかさ⑬わねるおもなく(同級生のお姉さん)朗 読 者 (おばさん)おご大おえ声で泣なきわめきながら、骨ほの周まりを歩あいていると、小し学校の先せい生が通とりんせ先せい生もそう言いうのが精せ一杯だったんでしょうね。うきゅうせいんね何なん年か後のに、ここに埋うめたなと見みたら、ちゃんと壺つを埋うめてありました。たしっこ学がう校に着つくと、知しらないおばさんが声こをかけてくれました。ゅうょくいいっぱいんせぐさんいょうがっこうっこんせんせていました。食しじ事中ちだったんでしょうね。皆み、即そし死だったろうか、そうあって欲ほしいと思おいました。かかったんです。「しっかりしなさいよ」その後ご、同ど級生のお姉ねさんが通とりかかり、慰なめられました。「お墓はがあるなら、お骨こはお墓はに納おめたほうがいいよ」そう言いわれて、そこにあった壺つに、六人に全ぜん員の骨ほを一ひ欠片ずつ拾ひって入いれました。そして、墓はの後うろを手てか何なかで掘ほって埋うめたんですね。その後ご、私わは竹たの久保町まの親しき戚の家いを訪たねたけど、そこも焼やけていて親しき戚は見みつかりませんでした。しかたなく、また学がう校に戻もりました。「子こどもを捜さしに来きたけど、見みつからんのよ。50

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