第26集 つたえてください あしたへ・・・・・・
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朗 読 者 (別の人の声で)朗 読 者 っこうが夕ゆた方、学がう校に着つくと、爆ばん心地ちから約や一・一キロの校こゃ舎は、窓まから火ひを吹ふき、中なは盛さんに燃もえていました。っこ学がう校の前まの空あち地には、大おい勢の火やど傷をした人ひたちが呻ういていました。その中なに、んどちだ剣けう道七しん段の財ざつ津先せい生が、大お火傷で身か体中包ほい帯を巻まいておられました。んせ先せい生は苦くしそうでしたが、生せと徒を気きか遣っておられました。っこ夜よになり、学がう校にとどまっていた特とつ設警け備隊の兵へし士に声こをかけられました。っし荷にい台の上うで休やませてもらいました。でも「かあちゃん、生いきているやろうか」くあ翌よさ朝、飯めを炊たいてくれたけど、飯めの中なにガラスが入はっていてね、もちろんょくよ食しく欲もありませんでした。くしおぜんせいじょうぶころっこらだじゅううたくせうし「水みをくれ、助たけてくれ」「おーい、おーい、みんな大だ丈夫か?」「お前ま、どこも行いく所とないのか」「はい」「なら、一いょ緒に来こい」ついていくと、学がう校から少すし離はれた山やの中なにトラックが隠かしてあり、そのと、心し配ぱでほとんど寝ねられなかった。48(((兵正兵士人士)))⑩ししかいえいんすえだなこまかくるいびたいいえ(先生)るいづどけやおい⑨ずすかかくどけきえとめか

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