第26集 つたえてください あしたへ・・・・・・
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朗 読 者 (おばさん)(先生の声)(先生の声)朗 読 者 (別の人の声)んせっし先せい生と一いょ緒に出しつ発しましたが、近きょ所のおばさんから言いわれたんです。んし電でゃ車も何なも動ういとらんし、焼やけ野のら原んごとなっちょるよ」ちな町まか中に入はる前ま、先せい生が言いわれました。いさんせたしんせんせ先せい生に止とめられたけど、心しい配で家いに向むかいました。大おな人がどんどん歩あいていくので、こっちだろう、間まが違いないだろうと行いきらか浦うみ上に向むかって歩あいて行いく途とう中の事こです。家いが潰つれて、下か半身が下しじ敷きにいがくせいゅっぱっこんせらかんぱいとぎょちゅすとれえゆ⑥(正人)⑤えうえんえとるえぶはんしんたきかたるとちええとつえいごんはええんじうめたしんぱ「あんたたち、学がう校に帰かるって言いっとるが、帰かられんばい。「ここで解かん散しよう。浦うみ上の方ほん面に帰かる人ひは集あまれ。とにかく先せい生の家いに来こい」五、六人にでついて行いきましたが、私わはやっぱり家いが心しい配になりました。「先せい生、私わは家いの方ほに行いってみます」「やめとけ、明あす日になってからにしなさい」ました。その時と、水すう筒と作さう業で使つっていた鉈なを持もっていました。なっている大だ学生みたいな人ひがいたんです。「助たけてくれ」その声こに、誰だもかまう余よう裕もありません。46
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