第26集 つたえてください あしたへ・・・・・・
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朗 読 者 (友だちの声)朗 読 者 ちほんまつろしくそょうがっこうんせんうとううじゅうちほんまついかろころし川かの中なに入はって水みを飲のもうとする人ひが、一ひり人、二ふり人と流なされていきました。牛う田山にたどり着つくと、多おくの人ひが集あまって休やんでいて、そこで青あいトマ夜よが明あけ、目めを覚さますと、ほとんどの人ひがいません。友とだちが言いいました。たし私わは母はの姉あの家いがある八は本松へ向むかいました。そこは戦せじ時中ち、母はと家かく族み海か田市駅えで汽きゃ車に乗のせてもらい、約やく束の場ばょ所、八は本松で降おりました。姉あと三人にで、広ひま島まで捜さしに行いこうということになりました。広ひま島までの切きぷ符はすぐには手てに入はらず、数すつ日かかりました。その頃こ、雨あが降ふってきましたが、その雨あは長なくは降ふりませんでした。トを一ひつずつ貰もって食たべました。その晩ばはそこに泊とまりました。「わたし家いに帰かるわ。ここでお別われね。気きをつけてね」んなで「何なかあったら避ひん難しよう」と決きめていたところです。山やを下おりてそして、先さに待まっていた母はとすぐ上うの姉あと再さい会し、共とに無ぶじ事を喜よび合あったのです。すぐ上うの姉あは当とじ時、小し学校で先せい生をしていました。しかし、二、三日に待まっても一番ばえ上の姉あと弟おとが帰かってきません。母はとすぐ上うの36⑨⑧いっがんねしきちいたいしうねえねちえはええはきねもなにまえねはんはぞええからとんともとおまやたしつすおめろめがとずいかわとたが

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