第26集 つたえてください あしたへ・・・・・・
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積つみ重かねてその上うに死しい体を置おいて、そして燃もやすわけですよ。車ぐまに死しい体を積つんで持もってくる。小おわ川さんこれをお願ねいします人ひ。灰はを捨すてる人ひ。死しい体を運はんでくる人ひ。そりゃもう、大たん変悲かしみも何なも、恨うみも何なもありません。もう、感かく覚が麻まひ痺し焼やいてこっちにやる。三人にくらいの学がい生で、みんな無む表情。何なかを言いう気きく力も無ないし、言いいたくもないし、頭あがどうかウジが異いう常発はい生。腐くってきますから早はく死しい体を焼やかにゃいかん。死しい体を焼やくためには、そこらの焼やけ跡あの焼やけぼっくいをそれで燃もえにくいのはね、ここが(腹ふ部ぷをさして)燃もえにくい。だから燃もえ残のったはらわたをまた上うに上あげる。次つの死しい体を持もってくる。生いき残のったお年とよ寄りやらが、次つから次つに大だち八ということで。焼やけぼっくいを集あめてくる人ひ。死しい体を焼やくですよ。朝あから晩ばまで、全ぜん員無む表情。涙なも流なしていませんよ。ています。完かん全に麻まひ痺しています。なってしまっている。火か葬場なんてもちろんない。川かの土どて手で死しい体を焼やいたんですが、これだけの死しい体を焼やいたらどうしたし助たかった私わらは何なをしたかというたら、死しい体を焼やく係かです。っせじょんぜ死しい体をどんどん運はぶんですから。それを焼やくんですから。りょんいひょうじょうみだくせたたじわかばうそわちょんょにかんがね こたんがずがんにらになんさがたこといととつとたたるががこぎぎしこえぎたくたとさやた にすたたえさななとお まと9うういしんしんしちたわわしたわしわまけわえかり山やにしても、畑はにしても、埋うめる訳わにはいかん。水すう葬ですよ。川かの土どて手で焼やいて、もう片かっ端ぱから川かに捨すてるわけですよ。川かに。だからこの川かは死しい体がいっぱいなんですよ。その場ばょ所小ちさい公こん園です。私わは何ない回か行いきましたけど、珍めしいですよ。いは観かん音さんの像ぞやら、キリスト教きの像ぞやら、いっぱい建たっていいへんか残ざん念ながら亡なくなりました、皆み。生いきているのは私わぐらいで水みが流なれんようになって。何なで流なれんかというと、元も安川はひょうじょう骨ほがいっぱいで流なれんようになって、勿もん論それにゴミが溜たまたまます?川かに捨すてなしょうがないじゃないですか。他ひと人の家いのは神かだ田橋ばのそばです。神かだ田橋ばのある牛うた田町まに公こん園があります。ますよ。ているのか知しりません。知しらん人ひが多おいですけど、私わなんかの友とち達は白は骨川ってね、皆み、言いうたんですよ、我われ々。友とち達はす。昭し 和二十一年ね、終しん戦の翌よん年、元も安川で洪こい水がありました。るわけですけど。この近ちくに本ほわ川小し学校というのがあります。そこが臨りじ時救きご護所し、後のに救きご護所しとなってくるわけです。アメリカが来きたら我われ々の目めで初はめて見みたんですが、重じ 機が川かの中なたけたしうえんのくしとやすがわ爆ばん心地ちに元も安川というのがあります、今いの言こば葉でどうなっもだっこつがわんねょうわゅうれわんかょうくねゅうせとやすがわちろんかょうがっこうゅういそうえずらたしれわもだたしうずとやすがわゅうき

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