・全国の生協とともに、CO2総排出量を2030年に、2013年度比で50%削減、2050年に実質ゼロに削減する目標を掲げて取り組みます。・事業を通して発生する温室効果ガスの削減に向けたとりくみを各事業部で推進するとともに、低炭素な電気への切り替えや、新たなエネルギーの代替使用に向けた調査を進めます。・気候変動問題の現状と対策に関する学びや共感の場を増やし、「コープでんき」の取り扱いの意義・目的に関する情報提供とともに普及を進めます。・築年数や耐荷重などの制約をクリアできる事業所への自家発電、自家消費型太陽光発電設備の設置を進めます。・包括連携協定を締結している自治体を中心に、幅広いパートナーと脱炭素社会の実現に向けたとりくみや、BCP対策に向けたとりくみを推進します。あわせて、再生可能エネルギー発電設備の設置に向けた協議を進めます。・再生可能エネルギー発電事業について、とりくみの意義や内容に関する学習を行い、理解を深める場を設けます。・「脱炭素社会」「自然共生社会」「循環型社会」「人権」の視点を大切にした、エシカル対応商品の拡大と普及に取り組みます。・コープ九州事業連合や全国の生協、JAと連携し、新たな産直産地を増やす研究を進め、今後の産直率向上をめざします。・SNSなどを活用してエシカル消費や産直活動の理解と認知向上を図り、エシカル消費の推進および産地を支えるとりくみを進めます。・店舗発注支援システムを活用した適切な発注量を実現するとともに、各店舗における食品廃棄に関する意識向上を図ることで、食品廃棄物の削減に努めます。また、フードドライブの実施や、フードバンクとの連携を通して、家庭および取引先での食品廃棄を減らすとりくみを進めます。・使い捨てプラスチックをリサイクルするとともに、バイオマス(植物由来原科)プラスチックなど、環境負荷の少ない資源に切り替えていきます。・カタログ、内袋、牛乳パック、たまごパック、食品トレーなどの資源物のリサイクルについて、その意義や仕組みを組合員にお知らせし、回収やリサイクルを進めます。・体験型の環境保全活動を通して、森や海などの自然環境や生物多様性について学ぶ場をつくるとともに、地域の酸性雨と二酸化ちっ素を測定する「環境測定」に継続して取り組みます。・「コープの森」づくりの意義について広くお知らせするとともに、募金参加、作業参加、体験・交流など、多くの組合員がかかわれるとりくみを推進します。・エフコープのリサイクル活動で得た収益の一部をさまざまな環境活動に還元し、環境保全活動やリサイクル活動に参画しやすい仕組みづくりを進めます。自然災害の激甚化、頻発化は年々深刻さを増しています。これからも全国の生協や諸団体とともに被災された方々や地域に寄り添い、そのニーズにあわせた支援に取り組むとともに、復興応援商品の利用を通して、継続的な復興応援活動を行います。持続可能な社会の実現に向け、「エフコープ2030年ビジョン」に定める環境分野でのありたい姿を実現するために、「エフコープ2030環境基本計画」を策定しました。「エフコープ2030環境基本計画」やSDGsの視点に基づく事業活動やとりくみを進め、持続可能な循環型社会の実現をめざします。◎温室効果ガスの削減◎再エネ電源開発◎エシカル消費の促進◎資源の循環◎自然環境の保全と共生55「エフコープ2030環境基本計画」の実現に向けて災害復興応援活動❷ 安心して暮らせる地域社会へ
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