「りんご館」2023年度活動のまとめ
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ABCABCABCマウススマートフォンキーボード乳児用食品農産品水産品その他の一般食品エフコープPB商品合 計食品群別検査内訳検査品目エフコープPB商品など一般商品合 計品目数品目数エフコープ機関誌『ふれあい』2024年3月号ゲルマニウム半導体検出器で1時間以上測定します。検査品目内訳ちなみに…洗浄していない手のATP測定値は4,000〜9,000程度です。17品目52品目8品目4品目10品目91品目16品目7品目23品目(RLU)検査品目内訳77調査内容キーボードキーボードキーボードATP測定器マウスマウスマウススマートフォンスマートフォンスマートフォン清掃前清掃後2,08014,0343,30414,2131,6109,8532603,1101,08511,0494174,6461512,0486368,9582452,0933つのキーボード、マウス、スマートフォンのすべてにおいて、汚れが見られました。しかしアルコールで拭き取り清掃を行うと、清掃前の1/10程度にまで減少しました。       私たちが普段使うパソコン周辺機器は、直接手で触れることが多く、汚れが蓄積しやすいため、定期的な清掃が必要です。市販の消毒用アルコールを柔らかい布に吹きつけて軽く拭き取る方法が効果的です。消毒用アルコールはアルコール濃度が70〜80%程度のものを使いましょう。汚れを測定し、ふき取り清掃後と比較キーボード、マウスの表面、スマートフォンの液晶画面の汚れを綿棒で拭き取り、試薬と反応させてATP測定器※で測定。次に消毒用アルコールで拭き取り清掃を行い、再度測定し、清掃前後を比較しました。※ATP(アデノシン三リン酸)は生物のエネルギーの元であり、肉や魚、野菜などの食べ物や人の汗、細菌などに含まれる物質です。ATP測定器は、ATPを汚れの指標とし目に見えない汚れを数値化します。数値が高いほど汚れています。年間検査数パソコン周辺機器の菌事情年間検査数0391品目364項目23品目128項目まとめ結果2011年の東京電力福島第一原子力発電所での事故による食品への放射性物質の影響を調べるために、放射性セシウム134・137、放射性ヨウ素131を計測しています。2023年度は91品目を検査し、7品目から放射性セシウムを検出しました。放射性セシウムは米、さつまいもから検出しましたが、いずれも国の基準値以下(1年間毎日継続して食べても問題のない量)でした。栄養成分表示に必須である、エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の5項目のほかに、ミネラル(カルシウム・カリウム・鉄など)の検査を行っています。エフコープPB商品については、栄養成分表示の作成のための検査や、表示された値が適切か確認するための検査を実施しています。また、一般商品では「カルシウムたっぷり」のような強調表示の確認のための検査を行っています。残留放射能検査栄養成分検査

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