エフコープ2030環境基本計画ダイジェスト版
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7※…農業や水産業などの第1次産業が、第2次産業である食品加工や、第3次産業である流通・販売にも展開している業務形態を第6次産業と言います。この第6次産業によって生まれた加工品が6次化商品です。さまざまな産地で交流会を開催。生産者と組合員の大切な交流の場となっています。2030年の到達目標とその施策●地場産地との連携を強め、地域で生産した農産物を地元で消費するとりくみを進めます。また、利用登録の促進や、消費者と生産者両方の立場に立った公正な価格設定による安定的な利用により、産地を買い支える仕組みづくりを進めます。●協同組合間協同による国内農産物の利用推進として、産直産地との連携やJA全農ふくれんとの協同組合間協同の力により、将来に向けた日本の農業を守る視点のとりくみを進めます。また、協同の力で、自給力アップに向けて国内農産物の利用を推進し、国内農業を支援します。●コープ九州と全国の生協産地と連帯して、新たな産直産地(合同産地・独自産地)を増やします。●新たな分野開拓として、余剰生産物の有効活用や、JA(県内やブロック)との6次化商品※の開発、被災地支援からの商品づくり、循環型農業、水産商品などを、JAや生産者団体、行政、NPOなどと連携した企画を行うことで新たな価値を創出します。●増加している予期せぬ災害や感染症への対策として、それらの発生時には産地への被害状況の情報収集を急ぎ、継続的な生産ができる支援体制を作ります。JAふくしま未来(福島市)とともに、福岡県東峰村特産の「ゆず」と福島市特産の「りんご」を使った「ジャム」を共同開発。店舗での試食・販売会の開催や、共同購入チラシなどで案内しました。製造にあたり、東峰村を訪問された福島のみなさんとゆずの収穫を行うなど、交流を続けています。福島県と東峰村の交流組合員として行政、他団体、取引先とともに

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