エフコープサステナビリティレポート2023
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制服バンク福岡 代表た なかひろ み田中 博美さん2022年度は71着の学生服を譲渡することができました。おさがり制服の着用を禁止している学校への対応や校則の把握など、課題は山積みですが、お子さんにピッタリの学生服をお譲りできたときのお母さんの安堵した表情に背中を押されています。今後は、活動の輪を北九州市内から福岡県内へ広げる予定です。2022年度の助成団体のみなさんチラシを使って学生服の回収を呼び掛け志井店に設置した学生服の回収ボックス2022年度 エフコープ環境助成金受給団体の紹介12SDGsへの貢献●2022年度 助成団体認定NPO法人 改革プロジェクト一般社団法人 くらげれんごう筑紫野市菌ちゃん学びの会ゆるボラポーレ二日市東コミュニティ運営協議会大濠公園 フラワーメイト制服バンク福岡特定非営利活動法人おうち薬膳研究会❶「エフコープ環境助成金」および「環境測定」のとりくみを継続して進めます。❷2030年までに行政や他団体との連携による「コープの森づくり」を福岡県内 【5カ所以上】で展開します。エフコープ環境助成金についてカタログや牛乳パックなどのリサイクルで得た収益の一部を、「エフコープ環境助成金」として、地域で環境活動を行っている団体に支援しています。2022年度は8団体に、合計215万3,000円の助成を行いました。このとりくみを始めた2006年度からこれまでの助成団体数と助成金額の累計は、170団体、4,476万4,535円となり、地域の環境活動の推進に役立っています。生活困窮家庭の子どもへ学生服をリユース「制服バンク福岡」では、生活困窮家庭の経済的負担軽減と不用品の資源活用を目的に、不要になった学生服や学用品の寄付を募り、ひとり親家庭などの子どもたちへ引き継ぐ活動を行っています。寄付された学生服は、クリーニングや漂白、補正を施し、きれいにしたものだけを譲渡しています。このメンテナンス費用として、エフコープ環境助成金が活用されています。また、北九州市内にあるエフコープの店舗(大里店、志井店、沼店、黒原店、戸畑西店、折尾店、京良城店)に、学生服の回収ボックスを設置。エフコープ組合員をはじめ、地域の方々に活動への協力を呼び掛けました。2030年の到達目標とその施策2030年 到達目標『制服バンク福岡』自然環境の保全と共生

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