2021エフコープ環境報告書
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columnオンラインでの学習会・産地交流会の様子第32回しき島会収穫祭(10月)オンライン産地交流会の様子(12月)また、産地や商品の点検においても、各産直産地やエフコープのプライベートブランド商品製造委託先などの意向に沿って、文書やオンラインでの点検を導入し、とりくみを進めました。これからも、産地と組合員・スタッフの交流を図り、声をつなぐ活動を進めていきます。 産直商品の利用と地産地消を広げるとりくみエフコープでは持続可能な商品供給をめざして、地産地消のとりくみや産地・生産者との交流を進めています。地産地消のとりくみでは、店舗の地場野菜コーナーの供給高が前年比102.7%となりました。一方で、コロナ禍の来店客増により野菜全般の需要が上がったことや、天候不順で地場野菜の出荷量が減少した時期が発生したことなどにより、供給高に占める構成比は37%(前年比−3%)となりました。コロナ禍におけるオンラインを活用した産地との交流2020年度のとりくみ❷支所別企画では、コロナ禍で販路が閉ざされた、『日本酒天心』『福砂屋ビスコチョ』『玄海町仮屋湾の養殖真鯛』などの生産者支援を目的とした企画を展開しました。共同購入における産直品の構成比(供給高)は、農産(生鮮)35%、畜産(精肉)45%、卵100%、米93%でした。2020年度、新たに産直産地として「虹の農場 銀山アスパラ(山形県)」が加わり、産直産地は全部で75産地となりました。生産者と組合員、スタッフをつなぎ、より良い商品を届けることは、生協がずっと大切にしてきたとりくみです。毎年、多くの産地訪問や交流などとりくみが行われる中、2020年度はコロナ禍でその多くが中止や変更を余儀なくされました。そのような中でもできる活動を、とインターネットを活用した企画として、組合員と生産者とのオンライン産地交流会や、新入協スタッフの研修の一環として産直産地の生産者とオンラインでつないだ学習会を実施しました。それぞれ産地の動画や画像など工夫をこらし、活発な交流が行われました。6自然と共生した持続可能な社会をめざした商品の普及

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