くらし

節約研究家・小松美和さんの楽しく快適!節約ライフ 第3話

2018年08月30日

ちょっとした収納グッズは、家にある紙袋などを上手に使って手作りしてしまう小松さん。「すぐに買わず、代用できるものがないかを考えるのも節約の1歩」とのこと。

節約研究家・小松美和さんに教えていただく節約術。第1話では長続きする節約の考え方を、第2話ではアイデア満載の台所の節約術についてご紹介しました。最終回となる今回は、水まわりの節約と、その他のさまざまな節約術についてさらに聞いてみることにします。

洗面所の蛇口の水圧は弱めに設定。シャワーヘッドは節水用に

小松さん:
「水道光熱費の中で、子どもたちにも節約に協力してもらいやすいのが水。電気やガスなどと違って実際に使っている量が目に見えるからです。ただ、いくら節水と言っても、水をつい流しっぱなしにしたり、必要以上に流したりしてしまうのはよくあることだと思います。『だったら蛇口から水がたくさん出ないようにすればいい』と考えて思いついたのが、洗面所の止水栓を閉める方法です。

洗面所の下にある、蛇口につながる配管部分の止水栓を、蛇口から水の量を見ながら締めるんです。これなら、蛇口の栓を最大に回しても出る水の量は限られますので、水道のムダ使いを大きく改善できるようになります。

お風呂のシャワーヘッドも、水を手元でこまめに止められる節水タイプに変えることで、子どもたちがお湯を流しっぱなしにして髪や体を洗うこともなくなりました」

ボディーソープやシャンプーも使用量をムリなく節約

小松さん:
「ポンプ式のボディーソープやシャンプー類は、ついつい何度もポンプを押して使いすぎてしまいがち。そこでわが家では、ボディーソープのポンプのノズル部分に、ポンプが下まで押せないように輪ゴムを巻きつけています。これなら1プッシュで出る量が限られてくるので、意識せずに節約できるんです。

シャンプー類は、詰め替え用のパックの口に直接取り付ける市販のポンプを使っています。ボトルに移し替える手間も掛りませんし、最後までしっかり使え、移し替える時にこぼしてしまうといったムダも省けますよ」

ティッシュは箱ごと半分にカットしてから使う

ティッシュを切る時は、ハサミで切れるぐらいの束にして、数回に分けて切ります。

他にも小松家では、あらゆる場所でいろいろな節約の工夫がされていました。

小松さん:
「ティッシュペーパーは、ちょっとした汚れを拭くだけなら半分のサイズで十分。そこで、ティッシュの箱を真ん中からはさみで切り、中のティッシュも取り出して半分に切ります。そして切ったティッシュを一方の箱に戻し、もう片方の箱を重ねればできあがり。これで、ティッシュの使用量がカットできます」

欄間からエアコンの冷気や暖気を逃さないために隙間をふさぐ

小松さん:
「夏や冬に和室でエアコンを使っている時、欄間の隙間から冷気や暖気を逃さないようにするため、プラスチックの板をはめ込んで隙間をふさいでいます。設定した室温になるまでに時間も掛からず、快適な室温を長く保てますので、電気代の大幅な節約になります」

障子は張り替え不要のプラスチック素材を

小松さん:
「障子は定期的に張り替えると結構なお金と労力が掛ってしまいます。そこで選んだのが、昔ながらの和紙ではなく、プラスチック製のもの。見た目は和紙と大して変わりませんが、丈夫で破れにくく、とても長持ちするので定期的な張り替えの負担がありません」

保冷剤を使って消臭剤を手作り

小松さん:
「ケーキなどを買った時についてくる保冷剤には消臭効果があることをご存じですか?保冷剤を室温でジェル状に戻し、小瓶などに移して匂いが気になる場所に置いておけば消臭効果を発揮します。さらに、好きな香りのアロマオイルをたらせば芳香剤の完成です。瓶にマスキングテープを貼ったり、造花などをあしらったりすれば、リビングや玄関のアクセントにも使えます」

害虫駆除も手作りで

小松さん:
「蚊取り器も手作りできますよ。ペットボトルを半分に切り、底のある方にブラウンシュガー(白糖でも可)を50g程度とドライイースト2gを入れます。やや熱めのお湯(40~45℃ぐらい)を入れてよく溶かし、ペットボトルのキャップ側を下にして重ねればできあがり。発酵の際に出る二酸化炭素が蚊をおびき寄せてペットボトルの中に入りますが、構造上そのまま出られなくなるんです。うちでは庭に置いて使っていますが、火を使わないので安心です。

ゴキブリの駆除も、専用の薬剤などを買わなくても大丈夫。鷹の爪にはゴキブリが嫌がる成分が含まれているのをご存じですか?わが家では、手作りのアルミカップ(第2話参照)に半分の長さに切った鷹の爪を入れてシンクの隅などに置いています」

こんなふうに、小松さんの節約術は、ゲーム感覚で楽しめる知恵とアイデアにあふれた方法ばかり。これを機に、家庭のムダをしっかり見直してみてはいかがでしょうか。

教えてくださった方

小松美和(こまつみわ)さん
節約研究家。22歳で結婚し、10年後に離婚。シングルマザーとして4人の子どもを育てながら、日常生活でのあらゆる節約術を実践。6年間で1000万円を貯め、キャッシュで一戸建てを買うという夢を叶える。これまで実践してきた節約のアイデアが話題となり、現在は節約研究家としてテレビや雑誌などで活躍。ABCラジオ「朝も早よから中原秀一郎です」にレギュラー出演中。著書に『月給13万円でも1000万円貯まる節約生活』(アスコム)。
節約研究家 小松美和オフィシャルサイト:http://puich.client.jp/

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