子育て

子どもたちに、ITをもっと身近に!エフコープのキッズ向けプログラミング教室 第2話:ロボットクリエイト

2019年01月30日

新小学校学習指導要領により、2020年から全国の小学校でプログラミングの授業が始まることを受けて、エフコープでは昨年10月からキッズ向けプログラミング教室「エフコープ・プログラミングクラブ」を開講。子どもたちに、一足先に論理的思考力と自分で問題解決する力、そしてプログラミングの基礎を身につけてもらいたいとの思いでスタートしたこのとりくみについて、第1話では、行橋市で開講している「ゲームクリエイトコース」の様子をご紹介しました。今回は、エフコープ志井店で開講中の「ロボットクリエイトコース」の運営を担当する「Next Technology(ネクストテクノロジー)」のお二人に、カリキュラムの内容やプログラミングを通じて子どもたちに伝えたいことなどをお聞きします。

ロボットを使ったプログラミング教室

志井店の教室で「ロボットクリエイトコース」のカリキュラム制作や教室の運営を担当するのは、北九州工業高等専門学校の学校内ベンチャー企業「Next Technology」のスタッフ・秦裕貴(はたひろき)さんと村田飛翔(むらたつばさ)さん。ちなみに「Next Technology」は、昨年テレビなどでも話題となった、足の臭いを嗅ぎ分ける「におい計測ロボット・はなちゃん」の開発でも知られています。

秦さん:
「これまでも、地元の企業で活躍できる人材を育てたいと、子どもを対象にプログラミングの体験教室などを開催してきました。
私たちの会社は現在、主に企業向けのロボット開発全般を手掛けています。つまり、ロボットは私たちの専門分野でもあるということで、『エフコープ・プログラミングクラブ』でもロボットを使ったプログラミング教室を行っています」

プログラミングの本質を学ぶ

ロボットを使ったプログラミングとは、具体的にどのような内容なのでしょうか?

村田さん:
「プログラミング言語を覚えたり、プログラムを書いたりするのではなく、ロボットを自分の思い通りに動かすためにはどうプログラムすればいいかについて、その方法を学習します。

例えば、ロボットの手を前後に動かしたいと思ったら、どういう条件で、どんな順番で命令を送れば、ロボットにその動作ができるか。そういった『条件付け』や『指示の順番』を、僕たちがあらかじめ用意したツールを使いながら学んでもらいます。子どもが対象とはいえ、結構本格的なカリキュラムなんですよ。

仮に英語の勉強に例えるなら、単語を丸暗記するのではなく、ちゃんと文法を理解して、会話ができるようになる能力を身につけてもらう学習といえばわかりやすいでしょうか」

▼どんなロボットか、ちょこっとご紹介します!

 

ロボットの組み立てからスタート

村田さん:
「教室では、ロボットを組み立てるところからスタートします。子どもたちにとっては、自分の手でロボットを組み立てるだけでも楽しいと思いますが、そこからさらに、自分で作ったロボットが自分の思い通りに動くようになるのですから、それはもう、間違いなくワクワク体験です。今まで開催した教室でも、ロボットを動かせるようになった時の子どもたちのキラキラした表情がとても印象的でした。
工具の使い方も覚えてもらうために、ロボットの組み立てには、あえてネジやナットを使うようにしているんですよ」

最後までやり遂げる達成感を!

教室は基礎コースが全24回、その後、希望に応じて応用コースも設定されています。

秦さん:
「プログラミングによって『子どもたちに論理的思考力が身につく』ということが、よく言われています。
もちろんそれも大切ですが、個人的には、モノづくりの楽しさ、最後までやり遂げる達成感をこの教室で大いに体験してほしいですね。回を重ねるごとにレベルは上がりますが、途中で投げ出したくなっても、そばで私たちがしっかりサポートするので安心してください。

修了後は、自分で作ったロボットもデータも差し上げます。北九州高専内には、一般の方が誰でも利用できるモノづくり施設『ファブラボ』もありますので、興味があれば遊びに来てくださいね! 自分の手でロボットをカスタマイズするのも楽しいと思いますよ」

子どもたちに伝えたいこと

最後に、この記事を読んでいる方へのメッセージをお聞きしました。

秦さん:
「ロボットプログラミングを本格的に学べる教室はまだ少ないので、子どもたちにとっても面白い体験ができるのではないでしょうか。
今後、ロボットはもちろん、車の自動運転などの“AI”技術がますます身近になってきます。プログラミングの知識を持つようになれば、子どもたちの知的好奇心はさらに刺激されますし、その仕組みがどうなっているかを考えるきっかけづくりになると思います」

村田さん:
「プログラミングは、理科や数学を好きになるきっかけとしても大いに役立つと思うんです。僕らの教室から、将来を背負って立つプログラマーが育つことを願っています(笑)」

業界で活躍しているスペシャリストによる本格的なロボットプログラミング教室。体験会の日程や見学希望などについては、下記にお問い合わせください!


●ロボットクリエイトコース
ロボコン(ロボットコンテスト)で全国優勝の実績を持つ北九州高専発のベンチャー企業、Next Technology社が開発したオリジナルロボット「Fab-Robo」とカリキュラムを使って、ロボットの制御を基礎から学びます。
・受講回数:60分×24回(1年間)
・入会金 10,000円
・レッスン料:基礎コース  月々6000円(1年24回)
・教材代:ロボット  15,000円、テキスト代  5,000円

★入会資格
エフコープ組合員のお子さん(小学校3年生~中学校3年生)
※入会には組合員登録が必要です。

エフコープ・プログラミング教室に関するお問い合わせはこちら
●エフコープ・プログラミングクラブ事務局(エフコープ事業企画部)
TEL:092-947-9011(月~金曜10:00~17:00)
Email:prg-info@fcoop.or.jp


編集:神代裕子 文:丸山砂和 写真:川上信也

profile

秦裕貴(はた ひろき)さん(写真右)
北九州工業高等専門学校の教員と学生で設立したベンチャー企業「Next Technology」代表社員。高専在学時から会社のロボット開発に携わる。「ロボット好きの子どもを増やしたい」との思いで、精力的にプログラミング教室を企画中。

村田飛翔(むらたつばさ)さん
北九州工業高等専門学校専攻科 生産デザイン工学専攻。入学時から高専ロボコンに参加、下級生へのロボット技術の指導に携わる。そのスキルを生かして「Next Technology」の業務に関わりつつ、現在はプログラミング教室などの講師も務めている。

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