子育て

「手形・足形アート」で、子どもの成長を楽しく記録!

2018年09月20日

子どもの成長の記録を、手形や足形を使った作品として残す「手形・足形アート」。特別な道具も使わず、専門的なワザも必要なく、ちょっとした時間に楽しめるということで今、静かなブームとなっています。
そこで今回は、北九州市八幡西区の子育て交流スペース「HINATA+(ひなたプラス)」を中心に、手形・足形アートの講師として活動している宮川千晴さんに、その方法と楽しみ方について教えていただきました。

子どもの手形や足形を1枚の絵に

最初に、「手形・足形アート」とはどういうものか聞いてみました。

宮川さん:
「『手形・足形アート』は、子どもの手形や足形を動物や植物、食べ物などに見立てて絵にする“アート”。子どもの成長の記録を残すと同時に、部屋に飾ったりインスタグラムにアップしたりと楽しみ方も人それぞれです。

例えば、上記の作品(写真下)は手形を両目に見立ててその下に口を描き、『smile』という英文字を書き加えてにっこりとした笑顔の作品に仕上げました。
画材は、手形や足形には水彩絵の具を使いますが、周囲に描く絵や文字はパステル、クレヨン、色鉛筆など好みのもので構いません。折り紙や千代紙で切り絵風に仕上げたり、雑誌の写真を切り抜いて貼ったりしても面白いですよ。
子どもの年齢は、0歳〜小学校低学年ぐらいまでが、手足がまだ小さくてかわいいので作りやすいと思います」

さっそく、材料を用意しましょう

【用意するもの】
・A4サイズの画用紙など厚めの紙
・好みの色の水彩絵の具
・絵の具用の筆(12号程度の太さのもの) 2本程度
・水入れ
・パレット
・パステル(クレヨン、色鉛筆など好みの画材でもOK)
・下絵や文字を描くための鉛筆、消しゴム、サインペン、筆ペン
★テーブルの上には汚れてもいいようにクロスや新聞紙などを敷いてください。服が汚れないようエプロンなどの着用をおすすめします。

今回、宮川さんに描いていただいた作品は、コレ!

真っ赤な絵の具でつけた子どもの足形を、すいかの果肉に見立てました。周りに夏をイメージさせるモチーフを描き加えて、夏の思い出の一枚に。描いた年や季節も書き添えておくといいでしょう。

作り方

1. 画用紙に、メインとなるすいかの位置を決めるために、すいかの皮と、足形をつけるだいたいの位置の下絵を鉛筆で薄く描きます。今回は、足形で三角形に切ったすいかを表現するため、足形の上の部分が重なるように描いています。
★撮影用に少し濃いめに下絵を描いています。実際はうっすらわかる程度でOK!
2. 周りにあしらう絵や文字の下絵を書きます。
3. 足形をとる前に、(2)の下絵をサインペンや筆ペンでなぞって色をつけます※。
※先に周囲の色付けをしたほうが、足形が乾くまで待たなくて済みます。
4. 足形をつける絵の具を水でのばします。絵の具をパレットに出したら、筆を2本用意し、一方の筆に水を含ませて少しずつ絵の具に垂らし、もう一方の筆で溶いていきます。水が少ないと伸びが悪く、多すぎると絵の具を足の裏に塗った際に絵の具のしずくが垂れてしまうことがあります。絵の具と水の割合は、筆を持ち上げた時に絵の具がポトリと垂れずに、写真のように糸を引く程度がベストです。

5.  溶いた絵の具を、お子さんの足の裏に塗ります。
6.  絵の具を塗ったお子さんの足を、画用紙の下絵の位置に置いて足形をとります。
7.  反対側の足も同様に足形をとれば、すいかの果肉の部分が完成!
8. すいかの皮の下絵をサインペンでなぞり、色をつけます。

9. 全体のバランスを見て、より賑やかな絵に仕上げたい場合は、余白部分にも季節のモチーフなどを描き加えれば完成です。

親子で楽しみながら作品づくりを

最後に、「手形・足形アート」の楽しみ方や描く際の注意点を宮川さんにお聞きしました。

宮川さん:
「ある程度コミュニケーションがとれる年齢のお子さんとなら、先に手形や足形をとって、『この形は何に見えるかな?』『何を描きたい?』などと話しながら仕上げるのも楽しいですよ。その時期のお子さんの写真を貼ったり、ひと言コメントを添えたりしておくと、より思い出深い作品になりますね。

注意点は、小さなお子さんの場合、絵の具を塗った手や足に違和感を感じてぐずってしまうことがあるので、できるだけ早く手形や足形を取ること。お子さんの機嫌がいい時に、おもちゃを与えたり話しかけたりして、上手にあやしながらチャレンジしてみてください」

「手形・足形アート」は子どもたちの誕生日や、家族のイベントなどの記念にもおすすめです。ぜひ、親子でアートな時間を楽しんでみてください!

編集:神代裕子 文:丸山砂和 写真:西澤まきこ

教えてくださった方

宮川千晴(みやがわちはる)さん
ピアノ、エレクトーン、リトミック講師。北九州市八幡西区にある、エフコープ組合員活動の拠点・子育て交流スペース「HINATA+(ひなたプラス)」のスタッフ。図画や工作が好きで、数年前に独学で「手形・足形アート」を学び、現在は主に「HINATA+」やイベント会場にて指導。1児の母。

◎宮川さんのワークショップを受けられる「HINATA+」について詳しくはこちらから。

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