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子どものなぞの行動を解説。『お母さんの「敏感期」』

2019年02月19日

子どもの行動って、大人から見ると「何で?」と思うことも多いもの。

・ブロックや小石などを、サイズや色別に延々と仕分ける。
・歩道と車道の間にあるレンガの上を歩きたがる。
・いつもと同じ場所じゃないと嫌がる。

こういった行動は、親からすると意味があるように見えないし、忙しい時によくわからない子どもの「ルール」に合わせるのは大変だったりもしますよね。
でも、実はこれらの行動にはきちんと意味があるのだそうです。

幼少期のそれらの行動は、脳や体の感覚が育っている証拠。年齢に合わせて五感が育っていく過程で、それに応じた感覚が「敏感になる時期」なのだとか。
しかし、それらの行動は強烈なエネルギーをもって行われることが多いので、時に大人は苛立ったりやめさせようとしたりもします。

このちょっと扱いづらくもある「敏感期」を大切に育てよう、と投げかけているのが今何かと話題の「モンテッソーリ教育」であり、この本はその国内第一人者である相良敦子さんによるものです。

なぜ子どもがそうするのか。
どのように伝えれば子どもは理解できるのか。
敏感期にある子どもたちをどのように見守ればいいかというアドバイスがわかりやすく綴られています。

また、初めての子育ての場合は特に、お母さん自身もさまざまなことに「敏感」になっている時期。でも、「その敏感期にどのように子どもに接したらいいかを考えること自体が、とても素晴らしいことだよ」と優しく語り掛けてくれます。

小さいお子さんの行動に悩まされている方や、どのように子どもを育んであげるのがいいかを知りたいという方におすすめの一冊です。
巻末についている、子どもの感覚を刺激する手作りおもちゃの作り方も、参考になりますよ♪

編集・文:神代裕子 写真:川上信也

今回ご紹介した本

『お母さんの「敏感期」 モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる』
著者:相良敦子
出版社:文春文庫

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