エフコープ環境助成金とは
エフコープは『ともに生き、ともにつくる、くらしと地域』の理念を掲げ、組合員とともに様々な場面で地域での活動を進めています。
2006年にはCSR宣言を行い、エフコープの果たすべき社会への責任を明確にしました。持続可能な社会に転換するためにエフコープでできること、しなければいけないことを具体的に実践していくことがエフコープに求められています。
環境問題は未来の子どもたちに緑豊な地球を存続するための人類の直面する大きな課題であり、地球規模での早急な取り組みが必要であると報告されています。
エフコープ環境助成金はエフコープが取り組む環境活動を社会や地域に対して更に広めることを目的に2006年に設立された制度です。組合員と共に行なっている牛乳パックやカタログのリサイクル活動の収益の一部を源資とし、エフコープの事業活動の場である福岡県内で環境保全活動を行なっている団体、個人に対して助成金を給付する制度です。
2010年度「エフコープ環境助成金」助成希望団体募集
エフコープでは地域環境活動支援を目的に「エフコープ環境助成金」を設置し、環境に関連した取り組みを実施している団体・グループ等を対象に、審査のうえ助成を行います。助成を希望される団体・グループ等は以下をご確認のうえお申し込みください。
(1)助成の対象となる事業は、福岡県内における環境保全に関する活動・運動・事業を対象とします。但し、営利を目的とするものは対象外とします。
- 地球環境保全に関する取り組み
- 3R推進に関する取り組み
- 生態系保全に関する取り組み
- 環境教育に関する取り組み
- その他の環境活動
(2)助成の対象とならない活動・運動・事業は以下のとおりです。
- 上記対象となる条件を満たしていない活動・運動・事業
- 団体・グループが経年で行なっている事業、活動で申請がなされた場合(ただし、経年で行なっている事業、活動の延長上で新たな取り組みの場合はその限りではない)
(3)助成の対象となる団体・グループは以下のとおりです。
- 福岡県内を活動エリアとする団体・グループ
- 運営規約や代表者、および所在地が定まっている団体・グループ
- 申請時に1年以上の活動実績がある団体・グループ
(4)助成の対象とならない団体・グループは以下のとおりです。
- 上記対象となる条件を満たしていない団体・グループ
- 本助成事業の年度において、他にエフコープからの助成や補助、活動費の支給等が発生している場合、または発生する予定がある場合(ただし、他団体からの補助等については言及しない)
- 参加メンバーが別の団体名で、同一内容の事業で申請してきた場合
(5)助成金額は1団体上限30万円(千円単位)です。申請金額の多少は助成決定の判断材料とはなりません。
- 助成事業の実行時に、計画以上の費用になった場合においても助成金の追加はおこないません
- 助成事業終了後に助成金が余った場合は、承認された助成事業計画以外に使用せず返還していただきます
(6)助成対象となる費用件名は以下のとおりです。また、助成事業の進行に伴い助成金の充当費用件名の変更が発生する場合には、事務局の承認を得る必要があります。
- 会場費、施設使用料、設備使用料
- 講師謝金(社会通念上、適正と認められる範囲)
- 助成事業の準備等にかかる交通費、通信費
- 助成事業に必要な設備、備品、消耗品の購入費
- 視察調査に関する助成事業における交通費・宿泊費については人数、宿泊日数の妥当性により決定
- 助成事業のために一時的に必要な人材への報酬
(7)助成対象とならない費用件名は以下のとおりです。
- 団体・グループの常勤スタッフ人件費
- 団体・グループの事務所等日常運営に関わる経費
- 団体・グループが経年で行なっている事業費、活動費への充当
- 助成事業の打合せ等の飲食費
- 助成事業と関連のない設備、備品、消耗品の購入費
- 助成事業で計画していなかった費用
(8)選考手順
- 選考基準に基づき外部有識者により構成する環境助成金運営委員会で助成金給付団体の選考を行います。
- 応募いただいた助成申し込みについては書類審査を行います。
- 書類審査を通過したものについては、ヒアリングによる審査を行います。
- 最終選考に残った団体については、環境助成金運営委員会としてエフコープに助成の推薦を行い、承認を経て助成が決定します。
(9)選考における優先順位は、以下の項目で判断します。
- 地域への環境貢献度が大きい
- 地域住民との関係性がある
- 多くの参加者が見込める事業である
- 助成事業の取組結果について、周知の機会や場がある
- 事業計画が明確になっている
- 事業計画にかかわる費用計画が明確で容認できるものである
- 事業遂行において、環境助成金が絶対条件になる
- まだエフコープの環境助成金の助成を受けたことがない(既に助成を受けたことのある団体は優先順位を下げる)
(10)助成金の交付
- 助成団体決定後、決定団体には決定通知書を発行します。
- 所定の手続の後、9月初旬ごろに指定口座に振り込みます。
(11)報告書の提出
- 助成事業実施期間終了後、2011年4月15日までに所定の報告書を郵便または宅配便にてエフコープまで送付していただきます。
(12)ポスター、チラシ、報告書への明記について
- 助成事業に関するポスター、チラシ、報告書を作成する場合には、事業がエフコープ環境助成金による事業であることを明記してください。「エフコープ環境助成金事業」等
(13)報告会への参加
- 2011年5月21日(土)に開催する「エフコープ環境助成金」報告会への参加をしていただきます。
- 報告資料を作成提出いただき、当生協ホームページへの掲載等を了解いただきます。
(14)その他
- 助成を受けた団体・グループについてはエフコープの広報物に掲載させていただく場合があります。
(15)応募方法
- 申込書を取り寄せ、必要事項を記入のうえ郵便または宅配便での送付とします。申込書は下記からダウンロードできます。
- 応募締切は2010年6月30日(水)必着とします。
【お問い合わせ・あて先】
エフコープ生活協同組合 組織広報部/環境助成金事務局
〒811-2495 福岡県糟屋郡篠栗町篠栗4826-1
TEL:092-947-9003
FAX:092-947-9192
2009年度「エフコープ環境助成金」助成団体
エフコープでは2006年度より、組合員のみなさんのご協力で回収している、カタログ「えふ」や牛乳パックなどのリサイクル収益の一部を、地域の環境活動へ還元する「エフコープ環境助成金」として設置し助成事業を行っています。すでに2008年度までに30団体に助成を行っており、今年度も助成希望団体を募集。2009年度は今までで最も多い35団体より助成申し込みがあり、外部の方々とエフコープ理事で組織する環境助成金運営委員会で、基準に従って選考を行いました。いずれの団体も素晴らしい活動に取り組まれており、選考は大変苦慮しましたが、その中から10団体に助成することが決定しましたのでご報告します。
■助成団体と助成事業名
| 団体 | 助成事業名 |
|---|---|
| NPO法人 北九環浄研 | 雑草を燃やさずにCO2削減と環境改善に活用 |
| NPO法人 グリーンワーク | 子どもいきもの博士講座 |
| つやざき海辺の自然学校 | ウォーターサイエンスキャンプ〜川の始まりを探せ! |
| みのう農民組合 | 里山にどんぐりを植えよう |
| まほろば自然学校 | 太宰府いきもの図鑑〜昆虫編Vol.1〜 |
| NPO法人 環境みらい塾 | 環境交流キャンプ2009「かんとりーひびき村」 |
| 30世紀福津フォーラム実行委員会 | 各種地域遺産の複合保全のための啓発イベント(第2回30世紀福津フォーラム)の開催 |
| ウエットランドフォーラム | 干潟でつなごう、釜山と福岡(クロツラヘラサギの翼に乗って) |
| 那珂川町立南畑小学校 | ホタルの飼育及び放流事業 |
| NPO法人 ささぐりまちづくりの会 | ささぐり自然環境保全教育事業 |
<2009年度の助成報告>
エフコープ環境助成金報告会が開催されました
エフコープは組合員のリサイクル活動で得られた収益金の一部を、県内で環境保全活動を行っている団体や個人に助成する「エフコープ環境助成金」を2006年度に設立しました。設立以降、09年度までに40団体に対して、10,849,986円の助成を行っております。
5月15日(土)、エフコープ篠栗研修センターにて、09年度エフコープ環境助成金報告会が行われました。当日は助成を受けた10団体より報告と各ブースで活動紹介と交流が行われました。
1.NPO法人 北九環浄研 【テーマ:雑草を燃やさずに竹パワーでたい肥化しよう】
美しい地球を残そうというスローガンのもと、刈り取った雑草を空地や遊休地に積み上げ、たい肥化しました。山林の落ち葉から鉄イオンが生成され、川海に供給され、水生生物の生育、魚介類,海藻の繁殖に繋がる効果と同じ効果が雑草堆肥化で期待できる可能性も発見でき、今後も取り組みを継続することにしています。
2.NPO法人 グリーンワーク 【テーマ:子どもいきもの博士講座2009】
今回の取り組みを通して、子どもたちに「自然界の仕組みや人と生きもののかかわり」「生きものにとって自然の仕組みは非常に大切である」ということを体感してもらいたいと思い実施しました。今回は外部から昆虫を中心とした専門家を招くことで、グリーンワークの専門である植物分野とは異なる視点から環境教育について学ぶ貴重な機会となりました。
3.つやざき海辺の自然学校 【テーマ:ウォーターサイエンスキャンプ】
津屋崎地区の農地と用水路には多くの稀少生物が残っており、周辺には多くの文化遺産も見られる人と自然が共存してきた歴史を物語る場所です。子どもたちに、水とそこに棲む生物、人の暮らしと農業についてフィールド調査を通して体験的に理解してもらうことを目的とし、2泊3日の合宿を実施しました。ずっと流れ続ける川の水はどこから来ていたのか?少ない水を上手に使うためにはどうすればいいのか?そこに棲む生き物を守るためにはどうすればいいのかというテーマで、人にとっても生き物にとっても嬉しい水路とはどんな水路かを子どもたちが意見を出し合いました。
4.みのう農民組合 【テーマ:里山にどんぐりを植えよう】
農地の荒廃がどんどん進む中、自然の復活と維持を目指して地域の子どもたちと一緒に荒廃地にドングリを植え、里山を復元させる取り組みを実施しました。また、シイタケ作りにも取り組みました。
5.まほろば自然学校 【テーマ:太宰府いきもの図鑑 昆虫編vol.1】
まほろば自然学校が過去5年間調べ上げた太宰府市の昆虫に関する情報、また今年度、子どもたちが一丸となって調べている太宰府市民の森の昆虫生息状況をまとめ上げ、「太宰府いきもの図鑑〜昆虫編vol.1〜」を作成しました。
6.NPO法人 環境みらい塾 【テーマ:環境交流キャンプ2009「かんとりーひびき村」】
福岡都市圏と筑後川上流域の子どもたちに、水と森をテーマに環境と暮らしを考えもらうためのきっかけとして、体験型の環境交流キャンプを開催しました。キャンプ実施に向けて、大学生と高校生による実行委員会を立ち上げ、すべての企画、準備、運営、報告までを行ってもらいました。
7.30世紀福津フォーラム実行委員会 【テーマ:若手研究者の英知を借りる!〜福津の地域遺産の保全のために〜】
福津市内の歴理・文化と自然環境を多角的・複合的にとらえ、地域住民や行政に保全啓発を行う場を設けました。イベントには多くの地域住民の参加があり、大変盛り上がりました。また、行政との新たな関係性も出来ましたので、今後も更に取り組みが進むように取り組んでいきます。
8.ウエットランドフォーラム 【テーマ:干潟でつなごう、釜山と福岡(クロツラヘラサギの翼に乗って)】
和白干潟の保全を目的に、クロツラヘラサギと友達になろうというキャンペーンで釜山の洛東江(ナクトンガン)河口で干潟保全活動を続けている環境保護団体「湿地と鳥たちの友達」の代表に福岡へ来ていただき、干潟や渡り鳥の観察、講演会を開催し、姉妹都市間の市民レベルの国際環境交流を行いました。
9.那珂川町立南畑小学校 【テーマ:ホタルの飼育及び放流事業】
地域の環境保全、及び環境教育として、ホタルの産卵から飼育までを子どもたちに体験してもらいました。この事を通じて、川の清掃や環境保全、更には地域に誇りを持つ児童の育成につなげる事が出来ました。
10.NPO法人 ささぐりまちづくりの会 【テーマ:里山の自然や文化を楽しく学ぶ】
「環境問題」を考えるきっかけを、より多くの人に与えることと、「人と人」「人と里山」の関わりの大切さと楽しさを知る事を目的に、里山や自然の観察を通じた環境教育に取り組みました。この中で、自然観察から始まる自然保護、自然の見方・楽しさ・大切さを学ぶことができ、新たな発見と大きな感動を得ることができました。

参加者の皆さん

