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北の大地から、その名の通り真心いっぱいに育てた由仁まごころ玉葱部会の「玉ねぎ」
産直品インタビュー:まごころ部会のこだわり玉ねぎ(北海道産)北海道夕張郡由仁町JAそらち南 由仁まごころ玉葱部会黒田さん「今年は北海道も暑くてね。」そうですか? でもさすがに、九州に比べるとずいぶん涼しいですよ。「それに雨が極端に少なかったから、玉自体が小ぶりで困っとります。」今からやる坪堀りっていうのは、どんな作業なんですか? 「毎年8月半ば頃、収穫前のちょうど今時分ですね。まごころ部会の10人のメンバー全員の畑を順番に回って、玉の大きさを測ったりでき具合を確認するんです。」生産者の方々の畑はあちこちに点在しているんですね?「そう。で、ここんちのはちょっと小さいとか、あいつのところは大きいとか形がどうこうとか、そういうのを全部記録していって、今年の出荷計画をたてるんです。」 でも、皆さんの畑はそれぞれ遠く離れているわけではないですよね?「近いですよ。車で数分、遠くても10分ぐらいだから。」  そんな近くなのに出来が違うんですか? なんでだろう…。育て方が違うから??「育て方は基本的にどこも同じです。肥料とか農薬の散布とかも統一しておかないと。個人ではなくて『由仁まごころ玉葱部会』の玉ねぎとして出荷するわけですから。」なのに大きさとか出来が違うっていうのは…。「不思議だなぁ。こればっかりはね。俺らもわからないの。隣り合った畑なのに出来具合が違うなんてことは普通にあるからね(笑)。きっと土の中の何か環境が違うんだろうね。」 大きさはどうやって計るんですか?「これが専用のスケール。こうやって玉ねぎにあてて、直径を計るの。」 たしかにあまり大きくはないですけど、でも固くてしっかりしてる。「悪くない出来だよな。なぁ?」雨が少ないと玉が小さくなるのはなぜなんですか?「玉ねぎは葉が土の養分を吸収することで大きくなります。でも今年は定植した後にずっと雨が降らずに土が乾いてしまっていたから、玉が育ちきれなかったんでしょう。もちろん、雨が少なくても玉は育つんですが、今年の場合は大干ばつと言ってもいいぐらい降らなかったし…。」 ハウス栽培ではないからなおさら、お天気にはすごく左右されるんですね。「天気がすべてって言ってもいいぐらいです。ゴールデンウィーク頃、苗を畑に定植する時は、土が乾いてなくちゃいけない。ですから僕らは4月の終わりとか5月の始め頃に、土がカラッと乾燥している時を見計らって、よし!と一斉に植えるんです。雨が降らない時期をねらって、夜中に作業をすることも多い。」 相当ピンポイントな作業ですね。「で、定植した後は一定量の雨が欲しいところなんだよな。それが今年はだめだった。」 うまくいかないものですね。「お天道さん頼みだね。」今、葉っぱが枯れて横倒しになっていますけど、これはどういうことなんですか?「葉は7月半ばまで育ったら、その後、それまでピンと伸びていた葉が一斉に横に倒れてしまう。いわゆる倒伏ってやつ。この倒伏がひとつのサインでね。そろそろ玉ができましたよっていう玉ねぎからの合図だね。」 ちゃんと教えてくれる…。「ちなみに今年は雨が少なかったから、葉が枯れていつもより早く倒伏したんですよ。玉が育ちきる前にね。」 だから小さいってわけですね。倒伏後はすぐに掘り起こすんですか?「いえ、それから20日間ぐらい畑に放置して、それから掘り起こして根を切って、さらに畑で1週間ほど乾燥させるんです。今がちょうどその状態。」根を切るのはどうして?根を切ると玉ねぎが乾燥しやすくなるし、根が痩せて収穫しやすくなるんです。倒伏してすぐに掘り起こさなかったり、根切りの後にさらに畑に放置するのは、代謝を抑制させたり乾燥させて休眠状態にしてあげて、実締まりをよくするっていうのかな。 ずいぶん、手がかかるんですねー!「一筋縄では行かないよ。玉ねぎはね。それにまごころ部会は農薬とか肥料の散布をかなり制限しているんです。」 ほぅ。「農薬散布は、北海道の慣行栽培基準の4分の1までに減らして、肥料も最小限に設定しています。正直、これだけのしばりをつけるとね、大変なんですよ。どれだけ手間がかかることか(笑)。」そうですよね。「逆に言えば、農薬を散布したり肥料をある程度与えれば、天候がよくなくても一定の量と大きさのものは作れるんです。いろいろ悩まなくてもいい…。今回みたいに天気で玉の大きさがぜんぜん違ったなんてこともないし。」 でも、あえてそれをしないわけですね。「もちろん! それがまごころ部会の玉ねぎですからね。そこは絶対に飲み込まれたくはない。それに、手をかけるだけ愛着がわきますよ。」 そうやって部会の方は皆さん、励まし合って頑張ってらっしゃる。「みんなでこう、団結して(笑)。どうすればいい玉ねぎができるか、日々知恵を出し合って。」まごころならではの栽培法ってあるんですか?「天然の栄養素を豊富に与えています。殺菌や除虫には木酢液とか漢方。土壌の微生物を増やしたり、元気をつけるためにはミネラルやアミノ酸を含む酵素。道内でも、組織でこれだけのことをやっているところは他にはないと思いますよ。」 漢方、ミネラル、アミノ酸。人間と同じですね。「健康のために必要なものは人間と全く同じです。」 そうやって手塩にかけて育てたまごころ玉ねぎの、お味はいかがですか?「これがね、甘いんですよ。糖度計で計ったら10度〜12度ぐらいある。この数字って甘い果物なみだね。普通の玉ねぎは8〜9度がせいぜい。」 すごいですね!「だからね、地元のラーメン屋がスープのだしに使ったら、コクが全然違うって言うんですよ。大げさじゃなくてね、カレーなんかに入れたら、もうめちゃくちゃ甘くなるの。」そうなんですか?さっそく試さなくちゃ。「まずは生で食べてみてほしいよね。えぐみが少ないから水にさらさなくてもいいですよ。」本当は今回のような生産者の方の声を直接、組合員さんに聞いていただくとうれしいのですが。「そうだよね。俺らもいつもそう思ってますよ。九州と北海道で、こんなに離れているのに、長くおつき合いさせてもらって、感謝感謝です。」 まごころの玉ねぎは組合員さんからも好評ですしね。「組合員さんだけに食べてもらえるっていうのがうれしいね。買う人の顔が見えてるってこと。あと、たとえば今年みたいに玉が小さくても、農薬を抑えているからこそ天候に左右されることや、サイズと品質は関係ないことも理解してくれるでしょう。ありがたいですよ。」 組合員さんもそこは理解してくださっていますしね。「あと、普通は収穫した玉ねぎは自分たちで仕分けして袋やネットにつめて出荷するんですが、生協さんはこれらの作業を農産加工センターでやってくれる。」 2012年から始めた取り組みです。できるだけ生産者の方の手間を省くために…。「私たちはいつの日か、この玉ねぎがまごころっていうブランドになればいいと思っているんです。そんな日が早く来るようにメンバーで、な。がんばろう!ってわけです。」ありがとうございました!それでは最後に、メンバー全員で記念写真を撮りましょう。はい、チーズ
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