ご加入はこちらから
  • 前の産直品
  • 次の産直品
生協とのおつき合いは今年で27年目。組合員さんに変わらず人気のロングセラー「東伯牛」
産直品インタビュー:鳥取県西伯郡 JA全農ミートフーズ㈱ 濱本さん ここが、と畜した牛肉を解体する加工場です。おお、すごい!お肉だらけ!1頭をロースとかバラとかヒレとか、部位別にカットするまでだいたい
1時間ぐらいかかります。かなり力がいりそうですね。みごとな包丁さばき。 「骨を切る時は電動のこぎりを使うんですよ。無駄が出ないようにトリミングしなければいけないし、BSE対策のために特定危険部位はきっちり取り除かなければいけない。肉に異常がないかどうかの確認も必要ですし、けっこう大変なんです。」 すごい、職人技…。「生協の店舗には塊の部分肉で出荷しますが、実はね、成形に他の商品より1.5倍くらい時間がかかってるんですよ。」 え? なぜですか?「店舗で販売用にカットする際にできるだけロスが出ないようにとか、お店の方が切りやすいようにとか、いろいろ考えながら細かく成形してるので。」親切設計(笑)。ありがとうございます。「いえいえ、長いおつき合いの生協さんですから。ちなみにほら、これが東伯牛の脂。指で触ってみてください。体温で脂がスーッと溶けるでしょう。」ほんとだ !すごいなめらかに溶けます。 「融点が低いのが東伯牛の脂の特長です。甘みのある脂が口の中でとろける感じがね、すごく旨い。牛肉の味は脂で決まると言いますがその通りで、これは我々の自慢だね。そうそう、今日は(公社)日本食肉格付協会の方から話を聞くことができますよ。」「東伯牛の成績は、全国レベルで見ても非常に高い、トップクラスの牛枝肉です。これは紛れもなく、いい餌をしっかり食べて元気に育っている証拠ですよ。」加工した肉には全部バーコードをつけているんですね。 「これが大切。どこの農場の牛か、いつ加工されたかなどの履歴が全部わかるようにしています。万が一何かあった時のためのトレースをしっかりしておかないと。」完璧な管理体制、安心ですね。「もちろんです。こればっかりはね、やってやりすぎることはありませんから。こうやってカットした塊肉を真空にして金属探知機にかけて計量し、バーコード付のラベルを貼って箱詰めすれば完了。ところで、あっちのスペースには解体前の枝肉を保管してありますけど、ご覧になりますか?」 ぜひぜひ!「ほら、何しろでかいでしょう。東伯牛は肉づきがよくて、出荷する頃には体重が860kgぐらいになります。サシの入り方もきれいだし。」大迫力…こういう立派な牛を育てるとなると、農家の方も大変でしょう。 「東伯牛の契約農家は全10戸で、全体で1980頭の牛を飼っています。農場は4ヶ所に分かれていますが、今回はもっとも大きな大成農場にご案内します。5戸の農家で、1000頭の牛がいるんですよ。」よろしくお願いします 大成農場にて:「お、ちょうど牛たちのごはんの時間ですね。」おいしそうに食べてますね。毛並みもいいし目もくりくりして元気そう。 「ご紹介します。生産者の馬野英子さん。」こんにちは。よろしくお願いします。毎日大変ですね。 「そうですねぇ。1頭1頭個性があるし。こう育てればこう育つって決まりもないし、ですね。」いい肉を作るための肥育の一番のポイントってなんですか? 「それはもう、ストレスを与えないこと。牛が気持ちいい環境を作ることですね。餌は1日2回、毎日決まった時間にきちんと与えて、牛舎はいつも清潔にして。」牛はストレスに弱い?「体は大きいけれどね、意外と繊細なの(笑)。でも、人間も同じで、毎日同じ時間になればお腹がすくし、汚い寝床には寝たくないでしょう?」 そりゃそうですね。「今日は用事があるからとか、人間の都合で餌の時間が変わったら、牛にはそれが大きなストレスなんですよ。」 何があっても牛舎には行かなければ。「そう。風邪ひいてもお父さんとけんかしても(笑)。自分がイライラしていると牛も敏感にキャッチするから、常に穏やかな気持ちでいようと思ってますよ。そういう意味では私たちも牛に元気をもらってますね。規則正しい生活とか、イライラしないとか。」 牛に感謝ですね。「あと、寝床は重要です。牛が365日過ごすところですから、いつもきれいにしてあげないと。牛舎の床にはオガ粉を敷きつめているんですけど、 糞なんかで汚れるし…でも、かなりの量だし、重労働ですね。「古いオガ粉を出して、新しいのを何回もタイヤショベルで運んで敷きつめて。でもね、牛はちゃんと知っていて、こうやって作業してたら、きれいなオガ粉を敷いた方に集まってくるんですよ。」「喜んじゃって、新しい床の上でぴょんぴょん跳ねる牛もいる(笑)。」 さすがにそれはないでしょう(笑)。「いやでもね、それくらい嬉しそうにしているのが見ていてわかるの。」なんだか、聞いているだけですごいご苦労…。 「それでも、日中はずっと牛舎にいる必要はないんですよ。」そうなんですか?「牛は敏感だから、極力そっとしてあげた方がいい。餌をやって掃除とかがすんで、何もなければ私たちは夕方まで引き上げるんです。牛はその間に自由に食べて寝てを繰り返して、いい体を作るんです。」 「食っちゃ寝、ですか?」そう。牛には食っちゃ寝がいいの。ほらよく、ご飯食べた後に横になると「牛になるよ」って言うでしょう?あれですよ。 餌の管理も難しいんでしょうね。「あれだけの巨体を、しかもおいしい肉を作り上げるのには、餌の管理がそうとう重要になります。牛の肥育の段階によって3つのステージに分けているんですよ。」具体的には? 「東伯牛は北海道の十勝から生後7ヶ月の素牛を導入しています。導入後、4ヶ月間の肥育前期は乾草や稲わらが中心の餌になります。」そうなんですか? 成長期だし、乾草だと物足りないような気がしますが…。 「骨格や内臓を丈夫にして、胃袋を正常に大きくするためには乾草や稲わらが必要なんです。餌をたくさん食べるための体づくり、ですね。」なるほど。 「その後、肥育中期になるととうもろこしや大豆などの指定配合飼料を徐々に増やしていきます。で、肥育後期には『東伯ホルス』という基本の指定配合飼料と、脂肪の質をよくして肉質を高めるためにさつまいもの粉末を加えた指定配合飼料を約6ヶ月間与えます。この餌は『びーふあっぷ』と言うのですが、脂肪もすごくおいしくなるんです。」加工場で見た、スーッと溶けるあの脂ですね。 「見てのとおり、東伯牛はホルスタインという乳牛なので、もともとお乳の出ないオスの肉はミンチなどに加工していたんです。それを、何とかおいしい肉牛に肥育しようということで、畜産業界の試行錯誤が始まって…。」ここまでおいしいお肉を生産できるようになった。「そうです。いい餌と環境は今お話したとおりですが、たとえば肥育期間についても、脂や肉の旨味がのってくる時期になるまで、東伯牛は長めに肥育します。」 今年で東伯牛と生協とのおつき合いは27年になりますが、生協としては、生産者の方がそうやって一生懸命育ててくださっている姿を常に拝見していて、それを一人でも多くの組合員さんに伝えたいと思っています。「生協さんは肥育にしても加工にしてもかなり厳しいので(笑)、それで我々産地側の意識もずいぶん高くなりました。例のBSEの一件の後も、組合員さんからたくさんの励ましのコメントをいただいて、生協さんとのつながりを実感しました。」 これからもおいしいお肉を期待しています!最後に組合員さんへのメッセージがあれば。「いいことがあった時とか、誕生日とかお祝い事とか、家族の方々の幸せの食卓に、私たちの作った東伯牛をぜひ選んでください。365日一生懸命育てていますので。」 (東伯牛の農場は こんなトコロ)スキーで知られる大山のふもとに点在。山、緑、川と大自然が織りなす風景に心が洗われるようです。近くには牛を祀った大山寺が。牛の銅像がインパクト大!
  • 前の産直品
  • 次の産直品

トップページに戻る