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活動報告

2017年12月19日

「フレンドリーなバナナ交流会」を開催しました

組合員理事 髙城 真百合

11月20日、「フレンドリーなバナナ交流会~フィリピンの産地の方と語りあおう~」をエフコープ篠栗研修センターで開催しました。

フレンドリーバナナは、「子どもに安心してバナナを食べさせたい」という組合員の声から生まれた生協限定のバナナで、フィリピン・ミンダナオ島のフレンドリー指定園地で栽培されています。海外農産物も国内の産直産地同様に肥料や栽培の管理体制をしっかり取っており、生協の担当者が定期的に産地を訪れ安全性を確認しています。今回は、その産地訪問の報告を兼ね、フィリピンの生産団体の方たちとの交流を目的に開催し、組合員55人が参加しました。

はじめに、フィリピンの生産団体のトライスター社、輸出業者のスミフルジャパン、株式会社サミット神戸合同物産、コープ九州事業連合(以下、コープ九州)のスタッフを紹介したのち、コープ九州商品政策部 井上嘉博さんに産地訪問の報告をしていただきました。コープ九州で取り扱っているバナナは5種類。井上さんは、そのなかのフレンドリーバナナについて、トライスター社の紹介と広大な農園の中で農薬の飛来を避けるために緩衝地帯を作っていることなどを説明。こだわりぬいたおいしさの秘訣として、土壌づくりや農薬を削減した害虫駆除対策、また収穫はバナナを傷つけないようにと、まず、周りの茎や葉を切った後に行い、一房約30キロあるというバナナの房一つひとつを大事に運んでいることなどをお聞きしました。おいしさにこだわり、手間ひまかけた丁寧な手作業により、安全で安心して食べられるおいしいバナナが届けられていることが分かりました。

次に、フレンドリーバナナとバナナを試食しながらフィリピンの生産団体の方たちと交流しました。参加組合員からの「紙面上ではわからないことを知った」「肉体労働、熱い中ですごいと思う。感謝する」などの声を受けて、トライスター社のウィリアムさんは、「感想を聞かせて頂けて、フレンドリーバナナをもっと作っていこうと情熱が湧いてきました。もっと安全なものを作っていきます」と熱く返されました。また、新しい園地の開拓も井戸を掘り、道を作ることからやっていて、生協組合員の利用が現地での雇用を生んでいることや働く人が増えることで学校もできて地域に貢献できていることなども話されました。

今回の交流会は、消費者である組合員の声を直接伝えるとともにフィリピン現地の状況をお聞きする大変貴重な場になりました。特に包材変更に関する参加組合員からの質問で、使用資材を減らすことでの環境負荷の低減と合わせ、フィリピン現地での雇用の創出につながっていることなどを知るきっかけとなりました。

トライスター社の園内入口にはトライスター社員が作ったCOOPがあり、3カ月に一度COOPから組合員にお米が支給されているそうです。私たちの消費行動が現地の地域社会づくり貢献につながる「エシカル消費」であると実感できました。

◎コープ九州のCOOP WEB LABOに「コープ職員ルポ フィリピンミンダナオ島 訪問」がアップされていますので、ぜひご覧ください。

◎10月より包材を変更しています

以前はそのまま輸入し、サミット神戸合同物産福岡営業所で選別・カットして緩衝材(エアーマット)に包んで出荷していましたが、10月よりバナナと同じ包材(緩衝材に包んでいない)に変更しています。包材変更に関しては、コープ九州では段階的に変えて利用者の様子を見るなどし、国内で緩衝材(エアーマット)に包んで届けている商品と品質不良等を比較し、ほぼ変わりないデータであったことから、10月よりフレンドリーバナナをフィリピン現地での選別・カット・袋詰めに変更しました。このことは、使用資材を減らすことでの環境負荷の低減と合わせ、フィリピン現地での雇用を生むことにつながっています。

<参加者感想(一部抜粋)>

  • 実際に現地の方の話を聞いて、すごく手間がかかっているのだと思いました。日本でバナナを買うことで、現地での雇用が増えたり、学校に行っていない子どもが学校に行けるようになったりと、バナナを買うことで応援できると聞いて、ますますバナナを買いたいと思いました。
  • バナナが標高によって味が変わること、バナナは草だということ・・・知らないことばかりでした。広大な敷地での虫の駆除作業、大変な作業だと思います。ミミズが棲める肥えた土地にできているフレンドリーバナナ。食べ比べてみると、口の中でとってもなめらかで甘く、すごくおいしかったです。これまで利用したことがなかったのですが、これからはぜひ利用していきたいです。フィリピンのバナナ農園で働く方、その家族のためにも。
  • 昔から大好きなバナナですが、農薬が気になっていました。交流会に参加して、バナナを子どものように慈しみ、大切に栽培している様子を見て、とても感銘を受けました。
  • 私たちの食卓にバナナが届くまで、本当にたくさんの方の努力があるのだと、ありがたく思いました。害虫を一匹一匹取り、ミミズを使った土づくり、一つひとつの袋掛けなど、とても手間のかかる作業をされているのだと分かりました。ますます生協のバナナが好きになりました。食べてみたら、やっぱりフレンドリーバナナの方が香りも良く、味も濃くておいしかったです。

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