福岡県南部の中心都市として栄える久留米市。そこに暮らす人たちにとって、市の南部を沿うように流れる九州最大の河川・筑後川は、なくてはならない存在です。今回の「ぐるぐるエフコープ」は、エフコープ久留米支所に程近い、筑後川中流域に足を運んでみました。

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悠々とした流れをたたえる筑後川。その中流域、とりわけ河川敷には、数多くの市民の憩いのスポットが点在しています。川沿いにある「久留米百年公園」もその一つ。毎年4月下旬には、100種50万本ものツツジが咲き誇り、園内は赤、白、ピンクと色鮮やかなツツジで彩られます。園内にはサイクリングロードも設けられ、休日ともなると多くの市民で賑わっています。
「百年公園」の少し下流には、ゴルフコースも設けられています。筑後川の河川敷に設けられた18ホールのゴルフコースには、平日・休日問わず多くのゴルファーの姿が。ショットを曲げれば池ポチャならぬ川ポチャの洗礼を受けてしまいますが、プレイ料金もお手頃とあって、とくにビギナーに人気のコースです。また、周辺にはテニスコートや多目的グラウンドもあるなど、この一帯は、子どもからご年配の方まで幅広い方たちに親しまれています。

写真3:拡大画像が開きます一方で、久留米市の発展の歴史は、筑後川との闘いの歴史でもあります。
利根川、吉野川と並び、日本の三大暴れ川として流域に多くの水害をもたらしてきた筑後川。その氾濫を治めるために、江戸時代から各所に堰(せき)が作られてきました。なかでもひときわ大きいのが、中流と下流の境に設けられた「筑後大堰」です。昭和60年に作られ、洪水調節と貯水機能を兼ね備えた多目的ダムの役割を果たす筑後大堰。総延長500mの巨大な堰で、間近で見ると、その大きさに圧倒されてしまいます。
昭和28年には54万人もの被災者を出す水害を起こした筑後川も、この「筑後大堰」ができて以来、沈静化。市民の生活用水として、また産業用水として、久留米市の発展を支えています。


写真4:拡大画像が開きますところで、豚骨ラーメンの発祥が久留米市だということをご存知ですか?
昭和初期、市内にあった屋台で出されたのが豚骨ラーメンの始まりだとか。長崎ちゃんぽんをヒントに作られた豚骨ラーメンはその後、博多に広がり、今では福岡を代表する味として全国に知られています。
久留米の豚骨ラーメンは「久留米ラーメン」と呼ばれ、こってりとした白濁スープが特徴。この日いただいたラーメンも、「久留米ラーメン」ならではの、こってりとした味わい。市内には多くのラーメン店が軒を並べ、市民のソウルフードとして愛されています。
また久留米市は、人口一人当たりに対する焼き鳥店の数が日本で一番多いことでも有名。2008年には、全国のご当地グルメのなかから最もおいしいメニューを決める「B1グランプリ」が開催されるなど、B級グルメのメッカとしても、その名を全国的に知られています。

久留米市は、古くから筑後川流域の中心都市として栄えてきました。そのため、この一帯には伝統的な祭りや名所・旧跡も数多く残されています。とりわけ、毎年8月5日に行われる「筑後川花火大会」は、久留米っ子には欠かせない夏の風物詩。取材当日がちょうど花火大会と重なったこともあって、会場のひとつである「久留米水天宮」そばの河川敷に足を運びました。


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打ち上げ数1万8千発と、西日本でも最大の規模を誇る「筑後川花火大会」。全国の水天宮の総本社である「久留米水天宮」の奉納を祝って打ち上げられたことが始まりとされ、なんと今年で350回目(!)の開催なのだとか。
筑後川の河川敷にある2ヵ所の会場から打ち上げられるのですが、観客席の対岸にある打ち上げ場所までの距離も近く、迫力満点。まさに目の前で打ち上げられる花火は「ピュー」と音を立て、頭の上で大きな大輪の華を咲かせるとともに、「ドンッ!」という音が体の芯まで響いてきます。大尺球に連発打ち上げ、仕掛け花火と、目の前で次から次に繰り広げられるその様は、まさに圧巻の一言。会場に詰め掛けた観客からも、大きな歓声が上がっていました。
この日の来場者数は、約48万人。ただ、会場が2ヵ所に分散されていることもあって、会場では比較的ゆったりと眺めることができました。夜空を彩る、夏のビッグイベント。みなさんも、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

写真9:拡大画像が開きます雄大な筑後川がもたらす恵みに育まれ、発展を続ける久留米市。2003年には宮ノ陣町に「久留米ビジネスパーク」が誕生し、バイオテクノロジーや情報通信、医療関係などの企業を誘致して、“新たなまちづくり”に力を注いでいます。エフコープ久留米支所も、2008年2月に津福支所と合併する形で「久留米ビジネスパーク」へ移転。久留米市とその周辺に、生協の商品をお届けしています。

今から26年前、福岡県内にあった5つの市民生協が合併してエフコープが生まれました。その市民生協のひとつが、当時の「久留米市民生協」です。名称が変わり、りんごマークのシンボルができた今でも、「安全で、安心できる商品を」という思いは、当時と変わることがありません。組合員、そして地域の方たちの想いを乗せて、エフコープのトラックは、今日も人と人との暮らしをつないでいます。

福岡県の隅々まで、りんごマークのトラックでぐるぐる走り、組合員の玄関先にまで食卓の安全・安心をお届けしているエフコープ。このコーナーでは、その時期「福岡」を象徴する風景のなかにある「エフコープ」をご紹介していきます。