くみかつの活動分野
くらしに関するくみかつ(組合員活動)の活動分野は、「平和国際交流」「くらしと福祉」「食」「環境」があります。エフコープでは、それぞれの分野ごとに活動方針を立て、取り組みを行っています。
■平和国際交流
私たちは、これまでの長い歳月、被爆者に寄り添い「核と人類は共存できない・二度とヒバクシャを出してはいけない」という視点で活動をすすめてきました。昨年発生した東日本大震災による東京電力・福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、この視点を再認識し、2012年度の活動をすすめていきます。平和な未来を築くために、知る場・声を聞く場・伝える場をたくさんつくり、「平和」「命」の尊さや大切さを共有し、ひとりでも多くの方々と語り合いましょう。お互いの立場を越えて尊重し合い、できることから積極的に行動しましょう。
<主なとりくみ>
- 核兵器廃絶に向けて学習活動と合わせ、署名活動に取り組みます。
- 憲法について学び、考え、意見交流できる場をさらに広げていきます。
- 被爆体験証言集「つたえてくださいあしたへ・・・・・・」の聞き書き活動を続けるとともに、証言集の活用を広げていきます。
- 平和の旅(広島・長崎・知覧・沖縄)や「3・1ビキニデー」についても理解を広げ、参加します。
- ユニセフ活動を通じて世界の実情への理解と協力を広げるとりくみをすすめます。
- 平和展の開催など、「平和」「命」の大切さを伝えます。
- 地域で平和の歴史を学びます。
- 平和活動を支える「平和活動募金」への参加をすすめます。


■くらしと福祉
東日本大震災後、改めて地域コミュニティや人と人とのつながりが重要視される中、子どもや高齢者、しょうがい者、男女の性差など関係なく、誰もがお互いを尊重し、協力し、当然の権利として将来にわたり安心して暮らせる地域づくりをめざします。そのために、地域社会でともに助け合い、絆を大切にするための企画や学習活動、ネットワークづくりを行います。
また、働き方、少子高齢化、家族のあり方、社会情勢も大きく変化し、私たちの暮らしを取り巻く環境は一層厳しいものになってきました。一人ひとりが将来にわたり安心できる暮らしを実現するためには、ライフプランをもち、自ら学習し、行動することが大切です。そのために、税・財政・社会保障制度(年金・医療・雇用など)についての情報提供や学習活動を行います。
<主なとりくみ>
- 消費者力※1アップのため、適格消費者団体※2とともに学習をすすめます。
- 「税と社会保障制度の見直し」について学習をすすめ、私たちの意見を表明していきます。
- 「くらし見直し委員会活動(家計簿活動・LPA活動)」を充実させ、暮らしを見直すきっかけづくりの場を提供します。
- 子育ての輪を広げていくための知恵や経験を伝え合う場づくり、子育てに関する情報提供や支援のとりくみをすすめます。
- 託児サポーターの充実を図り、子育て世代が参加しやすい環境づくりをさらにすすめます。
- 「子育てひろば」のさらなる充実をめざします。
- 福祉の輪を広げるための交流の場づくりを行い、福祉を「考える」「知る」「学ぶ」「広げる」活動をすすめます。
- 組合員が気軽に参加できる福祉のとりくみとして「たすけ愛募金」を呼び掛け、福祉団体や地域での福祉活動への助成を行い、地域貢献をすすめます。
- 心を豊かにするための文化活動をすすめます。
※1「消費者力」
「消費生活について正しい知識を持ち、消費者の権利・責任を自覚し、正しく権利を行使することのできる力」のこと。
※2「適格消費者団体」
内閣総理大臣の認定を受けた、消費者全体の利益擁護のために差止請求権を行使することができる適格性を備えた消費者団体。福岡県でも「NPO法人 消費者支援機構福岡」が立ち上がり、エフコープも団体正会員となっています。現在、適格消費者団体設立に向けて準備中です。


■食
食は命を支える要です。
不安定な社会情勢の中での食をめぐる問題の数々は、私たちに日本の食料について考えるように投げかけています。
食の安全には「絶対」「ゼロリスク」はなく「リスク」の存在を前提に、それを科学的、包括的に評価し、管理するという考え方である「リスク分析の手法」の理解を深め、広げていくことを大切にします。
私たちの食を支えてくれる産地・生産者・取引先とのこれまでのつながり、信頼関係を確認し、さらなる価値を生み出すことを大切にします。そのために、問題の共有を図り、多くの人とのかかわりを作り出すとりくみをすすめ、情報交換、学ぶ場づくりをすすめます。
生産者・取引先と一緒に商品についてのこだわりを学びながら、使い方の体験を通して、商品の理解をより深め、暮らしの中で生かされるような情報の発信をすすめ、たくさんのおしゃべりの場へとつなげます。
自らが食の安全を支える自覚と責任を持ち健全な食生活を送るために、安全・安心な食卓を、みんなでつくりましょう。
<主なとりくみ>
- 消費者が体験を通して地域の農産物の生産に関心を持ち、食についてともに考える場づくりをすすめ、地産地消を大切に利用の輪を広げます。
- 食の問題に向き合い地域で食の安全に関するリスクコミュニケーションの開催や、商品を学習する場、想いを交流する場づくりをすすめ、私たちにできることを考えていきます。
- TPP問題により農林水産業が抱える課題について考え、行動できるように情報共有を行います。
- 放射性物質の食品汚染の問題では、消費者が正しく理解し、判断できるように情報発信と学習の場づくりをすすめます。
- 産地・生産者や取引先と交流することで、顔の見える関係をさらにすすめ、お互いの想いを共有できる場をつくります。商品の良さやこだわりを伝え合う商品を真ん中にしたおしゃべりの場づくりをすすめます。
- 産地・工場見学では、生産者や取引先と直接交流することで、お互いに顔の見える関係づくりに努め、食の安全の確保をすすめます。
- 食に対する感謝の心をもち、健全な食が受け継がれていくように、食生活の見直しや「たべる*たいせつキッズクラブ」など食育のとりくみをすすめます。
- 地域や行政と連携して食の安全のとりくみをすすめます。


■環境
私たちの暮らす地球では、さまざまな環境問題が発生し、より深刻化しています。しかも、私たちの暮らす地域だけでは解決できないグローバルな問題もあり、地球規模での問題解決をすすめる必要性が強まっています。
国内では、昨年発生した東日本大震災による東京電力・福島第一原子力発電所の事故が重大な放射能汚染を引き起こし、すべての国民が不安を抱えながら、この問題の解決を待ち望んでいます。これからの原発問題をどうするのか、エネルギー政策の抜本的見直しや原発に頼らないCO2削減政策など、行政だけでなく私たち一人ひとりの選択が重要になってきました。持続可能な社会を実現し、次の世代により良い環境を手渡していくためには、一人ひとりが生活を見直すだけでなく、広い視野で多角的に学びながら、協同の力で積極的にかかわっていくことが大切です。
<主なとりくみ>
- エネルギー政策、再生可能エネルギー、環境政策などについて、学習活動に取り組みます。
- 原発について、組合員がコミュニケーションを深められるような場を持ちます。
- 地球温暖化防止のため、家族みんなで楽しく取り組める省エネ活動をすすめるとともに、「えふっこ・エコファミリー」のとりくみの輪を広げます。
- カタログのリサイクルや、マイバッグ持参によるリデュースなど、暮らしの中での3R(リデュース・リユース・リサイクル)活動を組合員とともに、さらにすすめます。
- 私たちをとりまく環境問題を考えるきっかけづくりとして、酸性雨・二酸化ちっ素の測定活動を継続して取り組みます。
- 環境に配慮した商品についての学習会をすすめ、その利用の輪を広げます。
- 地域や行政と協力して継続的なとりくみをすすめます。










