食の安全は、商品が国の基準や生協の基準を満たしていること、原料や製造者・製造方法が確認できる(見える)こと、意見・質問・要望を伝えてやり取りができることが前提です。また、生産者やメーカーとの交流によって生まれる信頼関係が、商品に対する自信や安心を育みます。
エフコープは、安全を確保し、安心を育む手法である「リスク分析」という考え方を基本にしています。
■リスク分析

科学的な根拠にもとづいて評価し、食品事故を未然に防いで健康への悪影響が起きる可能性を低減しようとする考え方。「リスク評価」「リスク管理」「リスクコミュニケーション」の3つの要素がそれぞれの役割を果たすことで、より良い成果が得られます。
リスク評価
食品に含まれる物質が健康に与える影響を、科学的な視点から評価すること。
リスク管理
リスク評価やリスクコミュニケーションで出された情報や意見をもとに、食品におけるリスクを低減・回避する施策を実施すること。
リスクコミュニケーション
関係者の間で、食品のリスクの共有や意見の交換を行い、理解を深め合うこと。
エフコープの取り組み
食の安全を形にするため、さまざまな取り組みをすすめています。
■品質保証システム
商品がつくられ私たちの元に届くまでの過程には、さまざまな約束ごとが定められています。品質を守るということは、その約束ごとをしっかり守るということ。エフコープでは、「約束ごとをきちんと守り、安全な商品をつくる」ための仕組みづくり(品質保証システム)をすすめています。
■農産物品質保証システム
生産者と生協が生産や流通の工程を一緒に確認・点検することで、リスクを低減し、農産品の安全性をより確かなものにしていく管理手法です。この手法を通じてお互いが成長していくことをめざしています。
■商品検査センター
生産者やメーカー、エフコープで確認した約束ごと(商品基準や商品仕様書など)が内容通りであるかを、検査を通じて検証するのが商品検査センターです。安心して利用できる商品をお届けするために、できるだけ多くの商品をさまざまな角度から検査しています。
■リスクコミュニケーション(情報や意見の共有)
生産者やメーカー、行政、消費者など、食にかかわる人どうしの信頼関係を築いていくために、食について考える場の設置や産地交流、食に関する情報発信などを行っています。
食の安全懇話会

2003年から開催している食の安全懇話会。食品添加物や残留農薬、遺伝子組換え食品などをテーマに、組合員や生産者、食品事業者、行政などがそれぞれの立場から情報や意見を交換しています。
産地交流

エフコープと取り引きのある産地や工場を組合員が訪問し、生産者と交流しています。誰がどんな場所でどのようにして作っているのかを確認できるだけでなく、生産者の商品への思いやこだわり、日々の苦労などを共有することができ、互いの信頼関係を強める大きな取り組みとなっています。
機関誌「ふれあい」
毎月1週に発行している機関誌「ふれあい」で、食にまつわるさまざまな情報や生協の考えなどを定期的に発信しています。組合員から寄せられる「私のひとこと」なども、思いを共有するための大切なツールです。








