トップ > お米編(答え)

Q1の答え = (3)2400粒

【解説】

種もみが順調に生育すると、これだけのお米が実ります。お茶碗一杯の米粒はだいたい2400粒。ということは一粒の種もみでお茶碗1杯分です。

Q2の答え = (1)2分の1

【解説】

お茶碗一杯には、牛乳約111mlと同じくらいのタンパク質が含まれています。

Q3の答え = (2)94%

【解説】

主食として食べるお米は現在でも100%自給できていますが、WTO協定により一定量のお米(ミニマムアクセス米)の輸入が義務付けられているため、その分自給率が下がっています。

Q4の答え = (5)どんといけ

【解説】

お米の銘柄名は、「どんといけ」ではなく、「どんとこい」です。その他、いただき、こいごころ、白雪姫、プリンセスサリー、めんこいな、森のくまさん、ふくふく、バンバンザイ、たきたて等、いろいろな銘柄名があります。

Q5の答え = (1)水をためてダムのかわりになる

【解説】

水田は稲を育てるだけでなく、自然の規則的なサイクルを守ったり、自然災害を防ぐ働きがあります。

日本は7割が山で、梅雨や台風など雨も多く降り、傾斜地では、洪水や土砂崩れが起きやすいのですが、このとき水田は天然のダムとなって水害を防ぎます。水田は稲を成長させるため、水と養分が水田の外に流れ出るのを防ぐように作られています。この構造が、急な増水のときにダムの役割をすることになって、ゆっくりと川や地下に水を流すのです。また、水田の土が流されてしまうのも防ぎます。水田の水は約半分が川へ、残り半分は地下水になり日本の水資源を守ります。地下水は地盤沈下を防ぎます。

稲の光合成でたくさんの酸素が作られ、水が蒸発して気温の上昇を防ぎ、蒸発した水が今度は雨を降らせます。

Q6の答え = (1)おむすび

【解説】

粒と粉のちがいです。パンやスパゲッティー、うどんなどの粉で作られた食べ物は、ご飯粒よりも歯にくっつきやすいです。粉はとても細かいので、歯の表面はもちろん、歯と歯のすきまや歯ぐきとのあいだ、歯の裏にもたくさん残ります。また、粒よりも口の中で溶けやすく、あまり噛まずに食べられるので早食いになることがあります。

おむすびはご飯粒からできているので歯に残りにくく、よく噛んで時間をかけて食べるので、満腹指令をちゃんとキャッチできて食べすぎを防ぐ効果もあります。

Q7の答え = (1)元気つくし

【解説】

一口にお米といっても日本では様々な品種が栽培されています。「元気つくし」は、JAふくおか嘉穂、JA筑前あさくらの産地指定のお米で、原料となる玄米は、1等級を使用しています。

「ミズホチカラ」は九州沖縄農業研究センターで開発され、暖地向けの飼料用米として福岡県内でも広く作付けされるようになっています。一般主食用米に比べ約20%多く収穫でき、倒伏にも強い品種です。“まいまいポーク”の飼料としても使われています。「ひのひかり」は、西日本で広く栽培されている宮崎県生まれの品種です。味・つや・香りが良く年間を通して安定した品質を保ちやすいと言われています。

Q8の答え = (1)ジャポニカ種

【解説】

日本で栽培されているお米のほとんどが「ジャポニカ種」です。丸みのある楕円形で、炊いたり蒸したりして食べるのが一般的で、熱を加えると粘りとつやがでます。「インディカ種」は、細長い形が特徴の通称タイ米と呼ばれるお米です。「ジャパニカ種」は、ジャワ型ともいわれ、お米の種類では一番大粒です。東南アジア、イタリアやスペインなどで栽培されていて、あっさりとした味でリゾットやパエリアに適しています。

Q9の答え = (3)2時間

【解説】

稲の花は1日だけ咲きます。朝9時ごろから2時間ほど咲き、受粉したら閉じてしまいます。稲も他の植物と同じように受粉によって稲の種であるお米ができます。

Q10の答え = (1)一汁三菜

【解説】

栄養バランスのとれた食事に欠かせない、昔ながらの献立の考え方で、一汁三菜とは、ご飯、汁もの、大中小の3つのおかずの献立です。

  • 主食:ごはんなど
  • 汁物:みそしるなど
  • 主菜:肉や魚、たまご、大豆などを中心とした大きなおかず
  • 副菜:野菜、きのこ、海そう、いもなどを使ったちょっとしたおかず
  • 副々菜:足りない栄養素を補う小さなおかず、つけものなど

Q11の答え = (3)約26円

【解説】

お茶わん1杯のごはんは約150gです。これを炊く前のお米(精米)に置き換えると約65gになります。例えば、5kgが1980円のお米だと65gのお米の値段は、約26円になります。

■お米マイスターからの一言「お米にも少しだけの愛情を!」

お米は日本人の主食であり、生産者の方々は愛情をかけてお米を育てておられます。そこで、食べるみなさんにも、ちょっとだけ気をつけてほしいことがあります。

「じょうずに保管してください。そうすると、最後までおいしく食べることができます」

  1. 購入したら、密封容器に移し替えてもらうと、うれしいです。
  2. 容器がなければ、大きなビニール袋に米袋ごと入れて、使ったらその都度、開け口はゴムか、ひもでしばってください(米袋の上下には、小さな空気穴が開いています。米は周りのニオイを吸収しやすいので、きっちりしばっておくとこが、食味を保つポイントです)。
  3. ぬれた手でさわらない。計量カップでお米をすくう時に、手がぬれていると、お米もぬれてしまいます。そうすると、カビ発生の原因となります。

ちょっとした心配りで、おいしくごはんを食べることができます。忙しい主婦のみなさんですが、よろしくお願いいたします。

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