【解説】
2011年国際連合の生活習慣病対策専門家会議においては、1番目は「タバコ」があげられています。日本人は、長寿で肥満は少ないものの、食塩摂取量は依然として多く、ナトリウムの過剰摂取が血圧を上昇させ、生活習慣病の大きなリスク要因となっています。減塩対策が極めて重要視されています。
【解説】
だから、熱いうちに食べた方がいい。
【解説】
とんかつソースは野菜が多く、塩分は少なめです。ソース、ポン酢しょうゆ、ケチャップなどは「かける」とその塩分をすべて吸収してしまいますので、かけずに「つける」習慣をつけましょう。
【解説】
CO・OP特選丸大豆減塩しょうゆは塩分相当量7.9g/100g、1.34g/15ml(大さじ1)となっています。
【解説】
「日本人の食事摂取基準(2015)」において、日本人の成人にすすめられている1日の食塩摂取の目標値は、男性8g未満、女性7g未満です。日本高血圧学会の定めた目標値は、1日6g未満(高血圧治療ガイドライン2014)、WHOの定めた目標値は、1日5g未満となっています。現在の日本人の食塩摂取量は、平均で1日10~11gといわれています。
【解説】
標準的な食パンは0.8gですが、1.1gくらいの食パンもあります。ご飯は塩分0gですが、パンには塩分が含まれています。バターをぬって食べるとさらに摂取塩分が増えますね。
【解説】
カリウムが多く含まれる野菜、果物、芋、海藻類等は、塩分を排出する効果があります。日本人の平均摂取量は、食塩は10.4gで国際基準の2倍、カリウムは2287mgで3分の2の状況です。高血圧の人は、食塩をとる量を少なくするとともに、カリウムをしっかりとることが重要です。
【解説】
ナトリウム(Na)と食塩相当量は異なります。食塩はナトリウム(Na)とクロール(塩素;Cl)の化合物で、化学式ではNaClとなります。そのため、同じ量のナトリウムを食塩量に換算するとクロールの重さを加える必要があり、約2.5倍となります。
【解説】
味噌もヨーグルトも発酵食品で相性がよく、味噌汁にヨーグルトを加えることで、味にコクが出ます。味噌を減らした分ヨーグルトを加え減塩にもつながる乳和食を楽しみましょう。
【解説】
「汁」と「菜」は主食の「ご飯」を食べるためのもので、出汁を活かした「汁」と「焼き物」「煮物」「和え物」で構成される料理が「一汁三菜」で、主食の「ご飯」と「香の物」は数えず、一つのお膳にのる程度の日常の食事の「副食」のことを「一汁三菜」と称しています。和食の「一汁三菜」は、とても栄養バランスの良い食事です。ご飯の量を減らし、おかずの量が増えるとそれが食塩のとり過ぎを引き起こしています。ご飯は無塩なので適量食べることでおかずの塩分が薄まり、減塩につながります。