トップ > たまご編(答え)

Q1の答え = (2)×

【解説】

黄色の色は、餌のとうもろこしなどの微妙な色で濃かったり、薄かったりします。またパプリカなどを与えると濃い黄色になります。飼料米を食べさせると黄身は白っぽくなります。たまごの栄養価は色や卵黄の濃淡に関係なく同じです。

Q2の答え = (1)○

【解説】

黄身の大きさは変わりません、白身(卵白)の量が大きいたまごのほうが多くなっています。たまごのサイズは鶏種や季節によっても違いますが、鶏の年齢によっても違います。若い鶏は小さな卵を、採卵期間の終わりごろになると大きな卵を産みます。

Q3の答え = (2)×

【解説】

エフコープのたまごもそうですが、一般に流通しているたまごは無精卵です。雛をかえす目的のあるものは受精させた有精卵です。栄養価が高いことはなく、20度以上になると細胞分裂が始まり、品質劣化が起こりやすくなります。鶏はメスだけでもたまごを産みます。ひよこが成長し、たまごを産む準備が整うと、卵巣から卵子が排卵されます。その卵子に白身や殻がまとわりつくことにより「たまご」が出来るのです。これは鶏に限ったことではなく、他の鳥類も同じです。そして、買ったたまごは温めてもひよこにはなりません。

Q4の答え = (1)○

【解説】

産卵直後のたまごは、二酸化炭素が溶け込んで白っぽく見えます。鮮度がいいと言うことです。

Q5の答え = (2)×

【解説】

基本的には1日に1個のたまごを産みます。ただし、1個のたまごを作るのに24~25時間かかるので、毎日おなじ時間とは限りません。

Q6の答え = (1)○

【解説】

卵白のリゾチームは卵殻内に侵入した菌を殺菌する働きをする酵素です。リゾチームは動物の唾液にも含まれており、犬や猫が傷口を舐めているのは唾液中のリゾチームで殺菌するためです。これはいってみれば生命の抵抗力そのもので、卵が意外に生で長持ちする理由の一つでもあります(産卵直後の卵の内部はほとんど無菌状態です)。卵白のリゾチームは精製されて、食品保存料や風邪薬などに使われています(塩化リゾチーム等)。リゾチームはタンパク質性の酵素であり、加熱すると変性してその働きは失われます。

Q7の答え = (2)×

【解説】

卵の殻の色が褐色(赤玉)と白色(白玉)を産む鶏は、品種(鶏種)によって決まり、栄養的な差はありません。卵の殻は、一番最後にできます。殻の色により卵の内部の品質や、栄養とは関係ないのです。

Q8の答え = (2)×

【解説】

先進国の中でも日本の食用農産物の自給率は、かなり低いと言われていますが、わが国の鶏卵自給率は96%です。鶏卵は一部、凍結卵、粉卵の加工卵等が輸入されていますが、現在はアメリカより高い自給率を維持し、生産者の努力により、安全で新鮮な卵が供給されています。平成19年度の鶏卵の自給率は96%で、米の94%を上回っています。また、生のままでも輸入されていて、食用と医療用に使われます。食用には、ゆでておでん用のたまごになります。原産国表示はないので、国産か輸入が分かりませんが量としては少しです。

Q9の答え = (2)×

【解説】

国産鶏である「ゴトウ交配種さくら」が産んだたまごなので、さくらたまごといいます。元々、後藤ふ卵場が育種改良をして(ゴトウ360)という品種を作り、「さくらたまご」でH8年に商標登録されました。特徴として、卵白の泡立ちがよくお菓子やケーキ・カステラ等を作るのに適しています。

Q10の答え = (2)×

【解説】

産みたての新鮮卵ほど卵中に含まれる炭酸ガスの量が多く、これが加熱によって急激に膨張し、卵殻膜を殻に押しつけるため殻がむけにくくなります。上手にむく秘訣は、ゆで過ぎないこと。ゆでたらすぐ冷水に入れること。また、冷水に浸しながらむくこと。ひびを入れて先が丸い方からむくことです。

問題にもどる